勉強においても仕事においても、集中力は作業のパフォーマンスに直結します。
それに対して、スマートドラッグ(スマドラ)を利用して改善を図るような潮流は世界的にありますが、日本におけるスマドラの取り扱いには様々な問題があります。
そこで、「処方薬のスマドラに頼らずサプリメントで集中力を高められないか」という観点から考えていきます。
スマートドラッグ(スマドラ)とは頭脳のブースター
スマートドラッグ、通称スマドラとは、脳の機能を高める薬のことです。
Wikipediaでは違法薬物から通常のサプリまで大量の情報が並んでいますが、当記事では「法的に認められている処方薬を作業効率アップの目的で使う」といった狭義のニュアンスで考えます。
例えば、世界的なスマドラの筆頭であるピラセタムは、脳の血流量を高めて認知機能を強化するといった作用があります。
その効能から、主に認知症やてんかんの患者に対して処方されてきました。(昨今の事情は分かりませんが)
これを勉強や仕事の生産性などの側面から注目して、頭脳労働や作業のパフォーマンスが向上するのではと考えられたのがスマドラとしての始まりです。つまり「健康的な人が服用すると更に脳力がブーストされるはず」というロジックです。
実際の効果はさておき、事実としてピラセタムは世界中でスマドラとして幅広く使われています。ちなみにカナダ版アマゾンでは普通にネット販売しているようです。(※これが本当にピラセタムならば、後述するように日本には個人輸入できません)
スマートドラッグ(スマドラ)で進む個人輸入規制

これってチートじゃん!おいらも買おうかな。

ところが、事はそう単純ではありません。
個人輸入が法的に認められる処方薬もある
例えば先ほどのピラセタムは、日本の法律においては処方薬(処方箋医薬品)となっています。
よって、医師の処方箋がなければ原則としては購入できません。
では健康的な人がどのようにしてスマドラを入手するかというと、それは個人輸入です。
当記事は個人輸入の推奨が目的ではないため詳述しませんが、実は国内での購入には処方箋が必要であっても私的に使用する分には処方箋・薬監証明が無くとも個人輸入しても構わないという医薬品は数多くあります。(厚生労働省HP)
これは脱法とは違い、むしろ「一定の制限の下で法的に認められている」ということです。
スマドラの個人輸入規制は厚生労働省の意向次第
一方で、そうした個人輸入は、厚生労働省の通知によって規制することができます。
一般人が医薬品を個人輸入するということは、医師・薬剤師の指導なしに自己判断で処方薬を服用できるということです。
これは裏を返すと、どのような副作用が生じても関知のしようがないということでもあります。医薬品には禁忌、つまり「〇〇の人には使用してはいけません」といったような注意があるのですが、個人輸入であれば素人判断で危険な使い方もできてしまうということです。
それゆえ、重大な副作用の恐れがあるものは税関を通じて水際の段階で規制するということです。
法学的なポイントは、これが法律ではなく厚労省の通知であるということです。つまり、国会を通すまでもなく厚労省の意向一つで個人輸入の規制が追加できるということです。
実際、先ほど挙げたピラセタムも含めてスマドラの規制対象は現在進行系で年々拡大しています。
現に、アイハーブで医薬品ではなくサプリとして普通に販売されていたビンポセチンも個人輸入規制されました。
よって日本におけるスマートドラッグの個人輸入規制は今後も進むことでしょうから、処方薬の個人輸入に恒久的に頼ることは難しい状況であると言えます。
トゥルーフォーカスというサプリの選択肢

それでも……それでもスマドラが欲しいんだ……!

処方薬でなくとも、定評のある成分を組み合わせることで効果が期待されるサプリメントもあります。
例えば、品質とコスパに定評のあるナウフーズ社のトゥルーフォーカスが有名です。
トゥルーフォーカスは、L-チロシン・L-フェニルアラニン・DMAEなどといった神経伝達物質の前駆体を複数組み合わせています。
これは単純に言えば、脳内の神経伝達物質の量を増やして脳内活動を活性化させよう、ということです。レビューなどで挙がっている集中力アップというのも、まさにその辺りが関係しているものと推察されます。
なお、これらの成分はリンク先にあるとおり単剤でも評価の高いサプリメントですが、そうした成分を組み合わせることでさらに効果をブーストしようという発想です。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
※記事本文でご紹介の商品リンクから飛べば紹介コード割引【GHZ5033】とプロモコード【10LOYALTY】が自動適用されます。(最新の割引制度は公式サイトで確認してください)
これらは、それぞれがアイハーブで数百のレビュー数と星平均★4以上という高い評価を誇る成分です。(※それぞれ効果には個人差があります)
私の個人的な使用感ですが、トゥルーフォーカスは例えるなら周りの雑音を視界の外にシャットアウトして一点集中を促すような作用を明らかに感じます。
例えば、「気付いたら他のことが頭から離れて勉強・仕事に集中していた」というような感覚を覚えます。(「気付いたら遊んでいた」の逆バージョン的な)
レビューの中にはADHD(注意欠陥・多動性障害)の緩和にも役立つというような感想も見かけますが、私自身の使用感と照らし合わせるとそれも個人的には納得できます。(※ただしレビューもあくまで個人の感想であり、ADHDで悩んでいるならば専門家のサポートを受けるのが先決です)
そして何よりも、デリケートな副作用があるカフェインとは違い、体質的に合えば試験本番直前でも使えるという強力なメリットもあります。(私自身も何度も実践済み)

今となっては使用頻度を落としていますが、まとまった作業時間がある時には一気に集中して作業できる実感があります。

でも、コレって本当に大丈夫なのですか?

そこがまさしく自己責任・自己判断の部分です。個別の成分は臨床試験をクリアしても、組み合わせ&長期的影響は別問題だからです。
ちなみに、こうしてサプリメントを複合的に組み合わせて作用を強めることをスタックといいます。
つまり、規制されてはいないが自分にとって効力があり副作用の少ないサプリメントをスタックで使えば良いということです。
なお、トゥルーフォーカスに限らず高品質かつ高コスパなサプリメントに興味のある方は、アイハーブを利用するのがオススメです。
サプリメント・オーガニック・自然食品ならアイハーブ!高コスパ高品質|勉強アイテム②
ただし、以下のような注意書きもありますので、該当する方は特にご注意ください。
成人向け。妊娠中や授乳中、服薬中、または疾患のある方は、使用前に医師にご相談ください。
まとめ・注意点
最後に注意点として、複数の有効成分をスタックして効果を強めるということは、逆に副作用もスタックされるということです。
例えば、トゥルーフォーカスの中のある一つの成分だけ相性が悪いが他の成分は非常に効果を感じるというケースもあることでしょう。ありがちな副作用は頭痛やイライラなどです。
その場合は、先程挙げたL-チロシン・L-フェニルアラニン・DMAEなどの成分を単品で使いつつ組み合わせ方を変えてみるといった案も考えられます。
※単純に分量が多すぎて副作用が強まっているケースもあります。例えばトゥルーフォーカスのように2錠を標準量としていても、基本的には1錠から様子を見るのが安牌です。分割できるタイプの錠剤であればむしろ半錠から始めても良いくらいの感覚です。
一方で、似たようなサプリメントを更にスタックしていくことも可能です。
なお、繰り返しになりますが、神経伝達物質に関わる成分が「具体的に自分にとってどのような作用をもたらすか」という点は個人差が非常に大きいですので、あくまでも自己の責任と判断のもとで試行錯誤することが大前提です。

スマドラについて様々な噂を聞くことと思いますが、あくまでもセーフティファーストで考えることをおすすめします。
Now Foods, トゥルー フォーカス、植物性カプセル 90粒
以下がトゥルーフォーカスに含まれる主成分の単品売りですが、アイハーブにおいてこれらは単体でそれぞれ評価が高いサプリメントです。
トゥルーフォーカスと同カテゴリのサプリはコチラ → 認知・記憶フォーミュラ
その中でも最も評判をよく聞くのがDMAEであり、現時点でレビュー数1100。星平均★4.2と言う世界的な人気を誇っています。
DMAEは特に、ADHD(注意欠陥多動性障害)の方からの高評価をよく見かけます。(※効果には個人差があります)
※なお、私の使用感としては、確かに集中力や頭の回転が増すような効果は感じるのですが、やや頭痛や焦燥感も生じます。恐らく私にはやや過剰な量なのかも知れませんが、アセチルコリンが元々不足しているような方には相性が良いのかも知れません。
そして、これらにビタミンなども追加して満遍なく配合したのがトゥルーフォーカスということであり、私の感覚としてはサプリの中でも強い部類に入ると思います。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
※記事本文でご紹介の商品リンクから飛べば紹介コード割引【GHZ5033】とプロモコード【10LOYALTY】が自動適用されます。(最新の割引制度は公式サイトで確認してください)
※なお、スマドラも含めたサプリメント類はあくまでも「効率・パフォーマンスの向上」を模索するものであり、単純に「頭が良くなる魔法のアイテム」とも違います。
勉強であれば、まずは前提として合理的な学習メソッドの習得と実践が第一で、なおかつ努力量も大切です。
※眠気覚ましについてはカフェインの特集記事をご参照下さい。
※不眠症で眠気が生じている場合はメラトニンサプリも選択肢の一つです。
メラトニンサプリで入眠障害・不眠症を改善!睡眠薬の断薬・減薬にもオススメ|勉強アイテム・生活改善③
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