
はじめまして、三兎セッコと申します。
プロフィール
私は、「誰が書いたかより何が書かれているか」が大切だと考えています。
一方で、現代は情報過多の時代であるため、情報発信者の専門性・権威性・信頼性がいっそう強く求められています。この3点は、あのGoogle社が重要視していることを公式にアナウンスしている程です。
ですので、学習・教育特化サイトとして、筆者自身が学習法を活かした結果・実績にかかわる部分を軽く自己紹介します。
- 最終学歴:早稲田大学法学部卒業
- センター国語:190/200点 センター総合点:800超/900点
私は、基本的にナマケモノで、挙句の果てに高3になっても毎日ネットゲーム(FF11)をやっているような不真面目学生でした。そのため、特に暗記勝負の部分ほど取りこぼす傾向がありました。(今にして思えば、いわゆるネットゲーム中毒のレベルでした)
それでもここまで健闘できたのは、合理的な学習メソッドを構築し、全ての基礎である国語力・論理力を磨いたおかげといっても過言ではありません。
また、詳細は割愛しますが、難関レベルの数多の論文試験・討論でも当時磨いた国語力がフルに活きました。
- 国家一種(キャリア官僚)の筆記試験にも合格した社会科学系ジェネラリスト
なお、私は法学部と言ってもロースクールを目指すようなスペシャリストタイプではなくジェネラリスト型、カンタンに言うと、専門分野に特化せずに多種多様な分野を幅広く修めているタイプです。社会科学の何でも屋のようなものです。(学科で言うと公共政策系)
ザッと例を挙げると、法学全般、政治学・行政学、会計学(税理士簿財)、経済原論、金融学、財政学、社会学、心理学……と無節操に続きます。
なお、国家一種試験、いわゆるキャリア官僚の筆記試験にも合格しており、学力的にもザ・ジェネラリスト的なタイプであると言えます。(なお、筆記試験から先は、お察し下さい。)
知識の集積においては、サブカルもITもスポーツもビジネスも「何でもあり」のスタンスです。
子どもたちの進路についても「本人の好きな道を自由に進めばいい」という考えです。
このようなタイプの人間ですので、実務・ビジネス的要素なども踏まえた多角的・学際的な視点を通して自由に解説したいと思います。
- 個別指導塾で小1~高3の、理科以外全科目の指導経験アリ
年齢から偏差値、生徒のタイプに至るまで、実に幅広い生徒さんの授業を受け持ちました。
今(2018年)とはブランクがありますが、そうした指導経験の中で、生徒さんの様々な段階での様々なつまづきを実際にこの目で見てきました。
また、「カンタンに教える」ことの大切さと難しさも痛感しました。実のところ、教える側の方が多くを学んでいたと思います。
- 過労で倒れたことをキッカケに、長崎の地でスローライフ生活
塾講師の道に戻ることも考えましたが、いろいろな巡り会いを経て別の道を歩んでいます。
ただ、私の場合は教育・学問から受け取った恩恵があまりに大きいと思っていますので、やはりそれらを社会に還元する道も模索していくべきだと薄々考えていました。
また、今の日本にもっとも必要な人材は経営人材だと個人的に考えていますが、経営人材においても他方面においても、やはり教育こそが人材育成の根幹です。
その点、ブログサイトという、誰でも自由に閲覧できる形というのは非常に適していることに気づきました。気づき、というよりも、閃きにも似た「腑に落ちた」感覚でした。
このサイトの目的
国語力・論理力を「基本から」学び直しましょう!
このサイトの開設時の目的は、独学が難しい国語科を、上級者のロジカル(論理的)な視点を通じて基礎から・文法から・カンタンに噛み砕いて解説することです。
対象は、中学・高校・大学受験生を想定していますが、裏ワザのような小手先のテクニックではなく常に国語の本質を基本から解説します。よって、社会人の学び直しとしても利用して頂ければ幸いです。
そして、その成果の1つが完結シリーズ「ロジック本質講義~国語・英語・長文読解のコツ」です。
1回読んで理解できなくても問題ありません。1度にすべての知識を実践で使えるようになる必要もありません。
国語の本質的な理解を目標に、噛み砕きつつもなるべく矮小化しないように解説していきますので、1度読んですぐにマスターできないのも当然です。
まずは1トピックずつでも良いですので自分で実践してみてください。重要だと思った記事はブックマークして繰り返し読んでみてください。
1つ活用できるようになるだけでも以前のご自身より着実に成長しています。そうして一歩ずつ成長していきましょう。
国語力、論理力は、すべての基礎です!
たとえば
- 数学の文章問題は、どれだけ公式や解法を暗記できていても、日本語の文章・設定自体を読み解けないと答えられません。実際にその段階で間違える生徒さんは大勢居ます。
- 英語の長文読解も英作文も、そもそも母国語である日本語で読解・論述できなければなおさら困難です。(※バイリンガル・マルチリンガルの場合は逆に英語の方がやりやすいかも)
- 社会は、応用問題の記述式になると受験生の日本語の文章力自体が答案のクオリティの差に繋がります。問題文が長文形式の場合はそのまま読解力がネックになります。
- 近年うたわれている「情報リテラシー」は、情報を取捨選択する前提として情報(文章)をできる限り正確に理解することが大切です。
- コミュニケーションは聞くところから始まるといいますが、「相手の言っていることを正確に受け取り適切な返答をする」には感情面だけでなく客観的な論理力も大切です。
- もちろん、平均点の低い試験では国語だけで数十点の差をつけることも可能です。私も荒稼ぎさせていただきました。
- どのような科目でも、問題の読み間違えが非常に多く見受けられますが、これは単なるケアレスミスではなく読解力不足が原因の根本にあります。
これらはほんの触りで、挙げ始めるとキリがないのです。

国語力・論理力は日常のあらゆる場面でも役に立ちます。
特に論理力は日本人が国際舞台で活躍するための最大の課題です。
そして「3つの知」、知識・知恵・知性の向上へ!
上記の通り、国語力・論理力は学科試験だけに限らずありとあらゆる知的領域の入り口に結びつく能力です。
そして、これらは、「3つの知」へと昇華していきます。
- 「知識」:いろいろな物事について知ること。
- 「知恵」:知識をベースに、物事を判断すること。
- 「知性」:人間として備わった知的能力それ自体。
これら「3つの知」を身につけるヒントとして、今後は世の中についてさまざまな事柄を幅広く取り扱っていきたいと思います。

そうして『学び』のネットワークは無限に拡がっていきます。
ゆくゆくは総合的な生涯学習・教育支援ポータルになるのが理想です。
教育格差・経済格差を情報力で覆す
当サイトの開設に至ったもう一つの大きな理由に、経済格差・教育格差があります。
進学コースを歩んできた当事者として、そうした格差は現実問題として否定できません。
実際に私が経験した例として、個別指導塾に月~金の週5日ペースで通いつつ専属の家庭教師も雇っているという方と会ったことがあります。
仮に勉強量もスペックも同じ人同士で比較するならば、学習に対するノウハウや効率の部分にどうしても差が出てきてしまいます。
一方で、ネットが一般層にまで普及した現代日本においては、情報力と試行錯誤によって自力で格差を縮めることも可能です。むしろ、格差を覆すような爆発的な成長につながることすらありえます。

皆様にとって分け隔てなく成長の糧となれるような、オープンで有益なサイトを作ります。
いっしょに成長しましょう!
サイト名の初期案には「国語マスターへの道」と銘打っていましたが、私自身は決して国語マスターなどではありません。
世の中には、計り知れないほどの偉人、大天才たちが数多いるものです。例えば、三島由紀夫などは、論理国語・文学国語の両面で最高峰の頂きに達している人物です。
ただ、中高生の方やノウハウの蓄積の少ない方からすれば、私は道をいくらか進んだ先人に当たると思います。
ですので、みなさんの道に知の灯火を立てるサポートをすることはできると信じています。
※なお、当初の受験生向け情報から記事ジャンルの幅が拡がっていますので、「より良い情報を共有する」という立ち位置に変わってきています。

私も教育者・情報発信者として成長していきたいと思います。
ともに成長しましょう!

そうして情報の洪水のなかから上手く取捨選択し収集整理をする訓練こそが情報リテラシーの奥義でもあります。

(そう言う本人が洪水の発生源です。)
基本的に、コンテンツの内容はご自身で判断して、使えると思ったところを合理的に取り入れてください。逆に納得できない内容は遠慮なくスルーしてください。閲覧者の皆さんにとって当サイトは情報=道具にすぎません。道具は上手く利用してください。(暇つぶしの読み物扱いでも歓迎です。)
特に、私には大切だと思ったら際限なく論点を拡げていく傾向があります。重要なコツだと思ったところはメモするなりブックマークするなりで上手く活用してください。