日本在住のベジタリアンやヴィーガンの方は、様々なカテゴリにおいて商品選びに苦労しているのではないでしょうか。
私も以前はフィッシュベジタリアンでしたが、ベジタリアンの中でも最も緩い範疇であるにもかかわらず大変だったと痛感しています。(現在は環境変化に伴い中断)
そんな日本のベジタリアンやヴィーガンの方の心強い味方として、本場アメリカの自然派ネット通販サイト・アイハーブ(iHerb)をおすすめします。

海外からの個人輸入のため生鮮食品は難しいですが、ヴィーガン向けサプリメントや保存の効く食品が多数あります。
アメリカのビーガン・ベジタリアン向け製品について

まずは、アメリカのベジタリアン・ヴィーガン市場を取り巻くサポートについて見ていきます。
ベジタリアン・ビーガン対応サプリメントもcGMP認証で保証される
まずはシリーズ初回でも解説したように、アメリカのサプリ業界にはcGMP認証という非常に厳しい品質管理体制があります。
cGMPについて要点だけをカンタンに述べると、アメリカでは「原材料の仕入れ・中間製品・最終製品の各段階の全て」で品質保証が求められ、科学的に有効な方法で同一性を試験しなければならない、ということです。
更に、FDA(アメリカ食品医薬品局)という連邦政府の機関が直々に製造施設を査察するということです。
このcGMP認証の主目的の一つは、成分・原材料表示が実際の商品と確実に同じであることを科学的に有効な方法で保証しようという点にあります。
これはつまり、「ベジタリアン・ヴィーガン対応サプリメントと言いつつ実は動物性の成分を使っていた」という事態がほぼ起き得ないとも考えられます。
※もしもcGMP認証に違反した場合は、FDAにより強制的に販売差し止めとなります。
よって、ビーガン・ベジタリアンの方にとってアメリカのサプリメントは信頼性が非常に高いと言えるのではないでしょうか。
ビーガン向け製品の認証制度、世界規模の非営利団体
また、食品や化粧品など、様々な製品向けのビーガン認証制度も盛んです。
VEGAN AWARENESS FOUNDATION
The Vegan Society

これらはいずれも世界規模の非営利団体であり、例えば前者は501(c)団体ですのでアメリカ合衆国から免税が認められているレベルのNPOです。
後者はイギリスの慈善団体が前身で、なんと1944年設立です。つまり、第2次世界大戦中には既に存在したことになります。
そしてこれらの認証基準としては、製造工程にも最終製品にも動物性の原料を使っていけないのはもちろんのこと、動物実験も認められていません。(いわゆるクルエルティフリーに通ずる部分)
アイハーブではこうした認証マークの付いた商品が多数あるため、ビーガンやベジタリアンの方にとっては商品の選択肢がより拡がることと思います。
※日本でも似たような認証マークはありますが、アイハーブを擁するアメリカに比べるとまだまだ普及が進んでいない状況であると言わざるを得ません。
オーガニック志向の方にも本場アメリカの製品がおすすめ
ベジタリアン・ヴィーガン志向の方の中には、「オーガニック」という単語にも惹かれるという方も多いかも知れません。
それに対して、アメリカでは世界的に非常に厳しい認証制度・USDAオーガニックがスタンダードとなっています。
※詳しくは、以下の記事で特集しています。
ザックリとおさらいすると、3年以上の農薬使用禁止や製造工程・オフィスの現地査察を経ることで初めてオーガニックを名乗れる、ということです。
こちらはその名の通りUSDA=アメリカ合衆国農務省による認証制度であり、まさに国を挙げたシステムであると言えます。
iHerbのベジタリアン・ビーガン対応製品の例
まとめにかえて、アイハーブのベジタリアン・ビーガン対応製品を具体的に挙げてみます。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
※記事本文でご紹介の商品リンクから飛べば紹介コード割引【GHZ5033】とプロモコード【10LOYALTY】が自動適用されます。(最新の割引制度は公式サイトで確認してください)
栄養不足・不健康が心配な方にヴィーガン対応マルチビタミンミネラル
ベジタリアン・ヴィーガンの方の中には、栄養不足に陥っていないかという健康的な不安を抱いている方も居るかも知れません。
それに対して、アイハーブではヴィーガン対応マルチビタミン・ミネラルという心強いサプリメントもあります。
Deva, マルチビタミン&ミネラルサプリメント, 鉄分フリー, ベーガン
こちらは、先程ご紹介したVegan Societyの認証を受けたビーガン対応サプリメントです。
この点については、実際に原材料を列挙した方が分かりやすいかと思います。
スピルリナ(藻類)、アルファルファ(葉)、アズワガンダ(根)、ブラッククミン(種)、ブロッコリー(全体)、ニンジン(根)、カモミール(花)、クロレラ(破砕細胞微細藻類)、シナモン(樹皮)、タンポポ(根)、生姜(根)、パセリ(葉)、ローズヒップ(果実)、エレウテロ(根)、ホウレンソウ(葉)
以上のように、植物を組み合わせて各種ビタミン・ミネラルをカバーしているということです。
これだけの成分を凝縮した上で、お値段は180錠=6ヶ月分で2000円前後という破格の高コスパです。(ドル円相場や割引制度により実際の価格は前後します)
また、cGMP認証を受けているということは、安かろう悪かろうではなくアメリカ食品医薬品局による品質保証のお墨付きも得ているということです。いわば、純粋な市場競争と企業努力の結果であると言えるかも知れません。
なお、上記の商品は鉄分が抜かれたバージョンです。
それに対して、鉄分入りバージョンはコチラ↓になります。
Deva, マルチビタミン&ミネラル サプリメント、ビーガン、鉄分入り、90 タブレット
記事作成時点で378レビュー・星平均★4.5という辺りからも、世界的な需要の高さを伺えます。
以前の記事で述べたように、鉄分は過剰摂取すると重大な副作用を起こしがちですので、特に健康上の問題が無ければ鉄分フリーの方が広くオススメできます。
一方で、厳格なベジタリアンほど鉄分不足に陥りやすいというのもまた事実です。鉄過剰症も怖いですが、貧血も健康上の重大なリスクになりやすいと言えます。
よって、日々の食事バランスによっては鉄分入りバージョンの方がオススメであると言えます。ただし、人気のためか在庫切れが多いですので、先に鉄分フリー版をご紹介しています。
※マルチビタミン・ミネラル全般については以下の記事で特集しています。
乳製品・ヨーグルトを制限するならプロバイオティクスサプリ
「ヨーグルトで腸内環境の改善」という話は巷でもよく聞かれることと思います。
対して、乳製品を摂取しないタイプのベジタリアンであればヨーグルトは選択肢から外れますし、乳糖不耐症によってはヨーグルトでもお腹を壊す可能性もありえます。
そのような方には、乳成分不使用のプロバイオティクスサプリもあります。
California Gold Nutrition, LactoBif プロバイオティクス 50億 CFU, 60ベジカプセル
こちらは、5種類の乳酸菌と3種類のビフィズス菌が錠剤の形でお手軽に摂取できます。(※乳酸菌は乳成分とは別物です)こうした善玉菌を生きたまま腸に届け、一生態系として腸内フローラの改善につなげるというのが狙いです。
なお、記事作成時点でレビュー数9000超えかつ星平均★4.2という驚異的な人気を誇っています。それだけ世界的に利用されている点からも、安全性や品質管理の質の高さが伺えます。
※腸内フローラの改善に役立つプロバイオティクスについては、以下の記事で特集しています。
乳製品を使わないヴィーガン向けココナッツバター
ヴィーガンの方、あるいは一部のベジタリアンの中には、乳製品も断っているという方も居るかと思われます。
そのような方向けに、乳製品を使わないココナッツバターもあります。
Artisana, オーガニック、生ココナッツバター、14 oz (397 g)
こちらはUSDAオーガニック認証を受けており、原材料はオーガニックココナッツのみです。USDAオーガニックということは、農場や製造工程の現地査察も受けているということです。
そして、記事作成時点で990レビュー・星平均★4.6という世界的な高評価を受けています。
「ヴィーガン・ベジタリアン向け商品ならまずはiHerb」という選択肢
アイハーブのヴィーガン対応製品は、もはや挙げきれないほど多種多様なものがあります。
※コチラ↓がヴィーガン対応製品の入り口です。記事作成時点では「全てのカテゴリ」を選ぶと6,517品がヒットします。
※なお、誤訳で非ヴィーガン製品が混ざっている可能性もゼロとは言い切れませんので、商品説明欄とパッケージ写真の両方に目を通すことを推奨します。
個人輸入という性格上、容易に購入できるジャンルと見つからないジャンルがあるのは事実です。
ですが、「まずはiHerbで探してみて無ければ他で買おう」というスタイルはコスパの面でも信頼性の面でも良いのではないでしょうか。

ちなみに私の場合は、自然志向かつコスパ志向の両面からiHerbをファーストチョイスに位置付けています。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
※記事本文でご紹介の商品リンクから飛べば紹介コード割引【GHZ5033】とプロモコード【10LOYALTY】が自動適用されます。(最新の割引制度は公式サイトで確認してください)
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