学力試験においても大事な仕事においても、本番の緊張や恐怖心から度々起こりがちな問題があります。
それは、「腹痛問題」です。
定番の下痢や便秘はもちろん、近年では過敏性腸症候群なども社会的に問題となっています。
(過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に問題がないのにストレスなどで下痢や便秘症が続くような症状のこと)
腸に関する問題は、大抵は過度なストレスが原因となりやすいです。それゆえ、本番環境における緊張やプレッシャーが腸に対して更に悪影響を及ぼしてしまいます。
そうなってしまうと、どれほど心身のコンディションを上げたとしても、どれほど努力してきたとしても、お腹の調子が悪いだけで全てが台無しになりかねません。

小さい頃はトイレネタであれだけ大ウケしてたのに……今は試験のことを考えただけで腹が痛くなってくる……。
そのような方にもそうでもない方にも広くオススメしたいのが、プロバイオティクスのサプリです。
プロバイオティクスはサプリの分類とはいえ、相性さえ合えば腸内環境の問題を一気に改善できるようなポテンシャルを秘めています。
プロバイオティクスとは、善玉菌との共生関係

プロバイオティクスとは何かについては、定義をなんとなくザックリと眺めてもらった方が早いかと思います。
プロバイオティクスの条件
- 安全性が保証されている
- もともと宿主の腸内フローラの一員である
- 胃液、胆汁などに耐えて生きたまま腸に到達できる
- 下部消化管で増殖可能である
- 宿主に対して明らかな有用効果を発揮できる
- 食品などの形態で有効な菌数が維持できる
- 安価かつ容易に取り扱える
プロバイオティクスの持つ有益な効果として、便秘および下痢症の改善効果、乳糖不耐症の改善効果、免疫機能改善による感染防御・アレルギー抑制効果、動脈硬化の予防効果、抗腫瘍作用などが報告されている。
プロバイオティクスについてカンタンに言えば、「もともとヒトの腸内にいる善玉菌に増援を送る」ような発想です。
ヒトの腸内には数百種類・数百兆個の腸内細菌が生息していると言われており、まさしく「腸内に細菌たちの生息環境がある」とも言えるかも知れません。
近年ではそうした腸内細菌たちの環境のことを腸内フローラと呼んでいますが、プロバイオティクスというのはその中でも「善玉菌の勢力を増やすことで腸内フローラのバランスを改善しよう」というのが狙いです。
これと対比して、アンチバイオティクスつまり抗生物質の場合は、いわゆる悪玉菌の活動を阻害するような化学物質を投与することによって、結果的に症状を緩和するような発想です。
そうした化学物質は、善玉菌をも阻害してしまう恐れがあります。加えて言えば、果たして腸内細菌を『攻撃』するような化学物質が人体にとって本当に良いものと言えるかは疑問です。
こうして比較してみると、プロバイオティクスは「腸内の自然なプロセスを土台として」善玉菌と文字通り共生することによって腸の調子を改善していくという側面が強みであると考えられます。
だからこそ高い安全性で便秘症にも下痢にも効果が期待できるということです。

善玉菌が増えれば悪玉菌の勢力が弱まるっていう論理ですね。

腸内フローラの研究はまだまだ伸びしろだらけですが、多大なるポテンシャルを秘めているとの期待も大きいです。
※他にも、腸内フローラの改善によって痩せやすくなるといった話や、自律神経系の改善にも繋がるといった話も出てきています。
個人的には、今後もプロバイオティクスを「呑んで応援」したいと思います。
ヨーグルトでお腹を壊すならサプリメントで

ならヨーグルトを食べまくれば良いんだな!

……でも、ヨーグルトでお腹を壊す人も居ますよね。

たいていは「乳酸菌」ではなく「乳成分」が問題です。
外見からはわかりませんが、腸にも人それぞれ個性があります。ですから腸の悩みを抱えている人とそうでない人では、口にしていい食品やその摂取量が異なるのです。腸の悩みを抱える人が、「腸の調子を整える」とうたわれている食品を食べると、効果がないばかりか、逆効果となることさえあります。
まず、牛乳でお腹を壊しやすい人というのは、その多くは乳糖(ラクトース)が腹痛の原因と考えられます。これを乳糖不耐症と言います。
一方で、ヨーグルトは発酵の過程でその乳糖がいくらか減ると同時に善玉菌が増えることから、一般には「腸に良い」と言われています。
とは言え、依然として一般的なヨーグルトには乳糖(ラクトース)が含まれているのもまた事実です。そのため、体質によってはヨーグルトでもお腹を壊すということです。
更に、ヨーグルトが乳製品である以上は、牛乳アレルギーにも影響してきます。
つまり、ヨーグルトの場合は、「乳酸菌との相性」とは別に「乳糖との相性」も問題になると言えます。(近年では無乳糖の製品も広まりつつありますが)
よって、プロバイオティクスを継続的に摂取したい場合は、乳成分を含まないサプリメントがオススメです。後は個々人の腸との相性次第になります。
加えて、サプリメントは単価が安く高コスパであり、乳製品が特に苦手でない方にとっても継続しやすいという利点もあります。
まとめ:アイハーブでイチオシのプロバイオティクス
プロバイオティクスのサプリであれば、アイハーブのハウスブランドがオススメです。
California Gold Nutrition, LactoBif プロバイオティクス 50億 CFU, 60ベジカプセル
こちらは、5種類の乳酸菌と3種類のビフィズス菌が錠剤の形でお手軽に摂取できます。
そして記事作成時点でレビュー数9000超えかつ星平均★4.2という驚異的な人気を誇ります。それだけ世界的に利用されている点からも、安全性や品質管理の質の高さが伺えます。(裏の話をすると、それだけ世界中のユーザーを通じて臨床実験を経ているも同然です)
このような活きた腸内細菌の製造工程(培養)では品質管理も重要ですが、この点については当シリーズで度々述べているような、アメリカのcGMPという厳しい認証をクリアしています。
また、乳成分も一切入っていないため、ヨーグルトが苦手な方も牛乳アレルギーの方も安心です。
ただし、あくまでも活きた腸内細菌が内包されていることから、室温25度以下での保存が推奨されています。よって、在庫は冷蔵庫に入れておくのが良いです。
飲み方としては、特に食前・食後と指定されていないため毎日好きなタイミングで構いません。
プロバイオティクスはそもそも即効性のある薬ではなく生きた善玉菌ですし、胃ではなく腸に届けることが目的なので食前・食後を問わないのではないかと思われます。

私の場合は食後にマルチビタミンを飲む際に一緒に飲んでいるということもあり、毎日忘れず習慣化できています。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
※記事本文でご紹介の商品リンクから飛べば紹介コード割引【GHZ5033】とプロモコード【10LOYALTY】が自動適用されます。(最新の割引制度は公式サイトで確認してください)
ちなみに私自身で人体実験をした結果、もとい私の使用感としましては、このプロバイオティクスを摂取し始めてからというもの、明らかにお腹が緩むことがほぼ無くなり、それでいて特に便秘症にもなっておらず、プラスの整腸作用だけが生じたという大勝利の結果が得られました。
1錠あたりの内容量は50億、300億、1000億CFUの3種類がありますが、私にとっては一番少ない50億CFUで十分すぎる量でした。ただし量についても、各々が自己観察を通じて調整していく必要があります。
なお、こちらのプロバイオティクスはアイハーブのハウスブランド(自社ブランド)ですので、時期によっては更にセールが追加されることも多々あります。
ちなみに私はセールが重なったタイミングで4箱まとめ買いしました。その際の価格は4箱×60錠=240日分で3,612円です。
1日15円前後という驚異のコスパです。
効き始めの期間については、私の感覚では1週間前後で早くも効果を実感しましたが、効果の出方も出始めも人それぞれです。あくまでも腸内細菌を増やすだけなので、そこからどのような効果が出るか、あるいはそもそも効果が出るかも個人差が大きいです。
よって、プロバイオティクスに興味のある方は、まずは自分自身で試して効果を観察することが大切です。

幸運にもプロバイオティクスが体質に合えば、本番でのパフォーマンスだけでなく生活の質も一気に改善できる可能性もあります。
コメント