前回記事では、キシリトール100%ガムの有用性について述べました。
キシリトール100%ガムならアイハーブ!歯科医師推奨を高コスパで│勉強アイテム⑧
一方で、ガムと似たような立ち位置にあるのが飴です。
その中でもガムとの大きな違いは、「適当に口の中に放り込んでおくだけで良い」という手軽さにあります。

授業中でも飴玉くらい許してくれないかなあ……ヴェルタースオリジナルやばい。マジ中毒になる。

さすがに授業中は……でも糖分補給に良いのかも?

ちなみに私はいつも飴を舐めたまま試験本番に突入しています。

試験本番に……だと……?
勉強中に、仕事中に、飴玉は幅広く利用されていることと思います。
そんなアメ玉も、ルーティンに使うことで日常でも本番でもリラックスと集中に役立ちます。
そこで、①アメを使ったルーティン、②糖質中毒の注意、③安心安全なUSDA(米国農務省)認定オーガニックキャンディのオススメ、の3点について軽くご紹介します。
※「iHerbのオススメだけ知りたいです」という方は → コチラ
飴をルーティンに利用しリラックス、勉強でも試験本番でも
私の経験上、アメは普段の勉強や試験本番でのリラックスにも役立ちます。
なお、これは前回記事のガムで述べた内容と同じような話です。
まず、オンオフのメリハリをつけるスイッチとして使えます。
私が使っているのは、勉強や仕事の始め時にスターターとしてアメを舐めるという手法です。これにより、やり始めの億劫さを紛らわせつつ自然と集中状態に入る助けとなります。
こうした手法を更に推し進めると、ルーティンになります。
日常の勉強からルーティンとして使うことで、リラックス効果を得つつ集中していく効果が期待できます。
更には、この「アメ玉ルーティン」は試験本番でも持ち越せます。
そのヒントは、口の中です。つまり、机の上を片付ける時間になる前に飴を2~3個口に突っ込んで臨むということです。
これで1時間は軽く持ちますから、ルーティンによるリラックス効果を得つつ、気付いたら試験本番に自然と集中できます。(逆に、1時間も持たせられるほど試験に集中できているということです)
※ただし実践する場合は、ぶっつけ本番ではなく平常時に試してみて下さい。ポイントは、「口の中にアメを複数個入れても問題ないか」ということと、「噛まないでいられるか」という2点です。
個人的には、「口の中にアメが入っていることを意識しなくなる」ような状態がコツです。
これが上手く出来ると、本番でもリラックスと集中を両立させやすくなります。いわゆる「ゾーン」に通ずる状態とも言えます。
飴を選ぶなら低カロリー・低炭水化物・低糖質
勉強・脳のためにわざわざ糖分を摂取する必要はない
なお、飴に限らず、勉強の間食には低カロリー・低糖質がオススメです。

……あれ?勉強で頭を使ったら糖分が足りなくなるって話は?

基本的に、現代の日本人は糖分の摂りすぎの方が問題です。
現代日本の食糧事情からすると、糖質の不足が問題になるのは筋トレガチ勢・アスリートくらいのものではないでしょうか。
それでも、スナック菓子やデザートよりも栄養管理の行き届いた食事を増やしてタンパク質も糖質も摂取するのが先決です。その上で更に消費エネルギーを補う必要があればおやつ(補食)を食べるということになります。
ちなみに、WHOは「健康のためには砂糖を1日25グラム以下にするのが望ましい」という基準を示しています。これは意識的に食生活を見直さないと到底クリアできるラインではありません。
ましてや、糖分を「勉強のために積極的に」摂取する必要はまず考えにくいのではないでしょうか。
糖質中毒の問題~ダイエットでも勉強でも糖分を減らす
脳の働きを考えるならば、むしろ糖質中毒の方が問題です。
「眠気やだるさは、昼食に糖質をたっぷりとって急上昇した血糖値が、その反動で急激に降下し、低血糖状態に陥ったために起こっているのです」(中略)
これがまさに「糖質中毒」の状態だ。糖を食べてハイになり、糖がなくなると気分が落ち着かず、集中力が欠ける。
牧田医師は「血糖値が下がると脳細胞の働きが悪くなり、思考力、集中力、認知力が下がります。ちょうどいい血糖値の値は70~140mg/dl。血糖値を上げないように食べることが、脳の働きを良くするためには大切」という。
(中略)
そもそも、糖をとりすぎる生活は、生活習慣病である2型糖尿病の原因だ。高血糖状態が続くことでインスリンの分泌異常が起き、結果的に細胞に糖をとり込めなくなる。まさに脳でも、同じことが起きると熊谷医師はいうのだ。

糖質を摂りすぎると低血糖になるってのは意外ですね。
よって、デザートやスナック菓子などを辞めて飴に切り替えていくというのは有効な選択肢ですし、同じ飴でもなるべく砂糖の少ないものを選ぶ方がオススメです。
さらに言えば、なるべく1個をゆっくり舐める、むしろ舐めずに口に入れっぱなしにするだけといった嗜み方も一つです。このように摂取量を減らす方向性は、ダイエットを考えている方にとっても有効です。

あれ?成分表を見ても糖分が書いてない……。

通常は炭水化物に砂糖などの糖分(糖類)も含まれています。

それだとお米のデンプンとも区別がつかないですね。
砂糖などの量は、よほど低糖質をアピールする商品でなければなかなか表示が無く分かりにくいものです。また、成分表も1個あたりであったり○グラム単位であったりと表記もバラバラです。
一方で、カロリーゼロだからといって人工甘味料が健康的かと言えば甚だ疑問です。
よって、まずは手元にあるものから成分表や原材料を比較検討する意識が大切です。
そして、比較的低カロリー・低炭水化物なモノに徐々に切り替えていくのがオススメです。(もちろん数値だけではなく原料等も踏まえて)
まとめ:iHerbのおすすめオーガニックキャンディ

以上を踏まえて、オーガニックの殿堂・アイハーブからオススメをご紹介します。
YumEarth, オーガニック ハード キャンディー、ワイルド ペパーミント、3.3 oz (93.6 g)
まずは、これぞ自然派と言ったオーガニックミントキャンディです。
こちらのオーガニックキャンディは、記事更新時点でレビュー数1279件&星平均★4.5という世界的な人気を得ています。
なお、ここでいうオーガニックというのは、世界的に非常に基準の厳しいUSDA(米国農務省)認定オーガニックのことです。
その項目は多岐にわたるのですが、コアな部分としては「オーガニック原料を95%以上」という極めて厳しい基準があります。現に、このキャンディの原材料は「有機砂糖、有機玄米シロップ、天然フレーバー(ペパーミントオイルを含む)」のみです。(※詳しくは別記事で特集しています)
そしてカロリーは1個あたり12kcalです。日本で普通に売られている市販品は大抵が1個あたり20kcal前後ですから、そこを基準にするとカロリー4割カットということになります。
味の方は、その名に違わずハードなミントキャンディです。実際は「ハード=硬い飴」ということですが、このキャンディはミント感もハードです。
メントールなどが入っていないにもかかわらず、ペパーミントの強力な爽快感があります。それでいて普通に甘味も感じられます。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
※記事本文でご紹介の商品リンクから飛べば紹介コード割引【GHZ5033】とプロモコード【10LOYALTY】が自動適用されます。(最新の割引制度は公式サイトで確認してください)
甘酸っぱい系がお好きな方には、先程のミントと同じYumEarth社製のお徳用パックが高コスパです。
YumEarth, オーガニックフルーツ ハードキャンディー, 13オンス(368.5 g)
※画像は先程とほぼ同じため割愛
こちらもUSDAオーガニックであり、1個あたり12kcalです
詰め合わせの中身は「ザクロ、マンゴー、ストロベリー、スイカ、ピーチ、チェリー」となっておりますが、味の方はまさにフルーティでジューシーな甘酸っぱさといった方向性です。(マンゴーやピーチとありますが、日本人が想像するような甘いフレーバーとは趣きが違います)
なお、値段が700円前後と聞くとギョッとするかも知れませんが、これはあくまでも13オンス(368.5 g)のお徳用であり、先程のミントキャンディの4袋分に近い量になります。
サイズ感としては「A4封筒に近い大きさでケチらず隙間なく詰め込んだ状態」と言った感じで、個人的にはこれぞアメリカンサイズと感じます。
結びに、「USDAオーガニックで普通に甘い飴が欲しい」という方へのオススメです。
GoOrganic, オーガニック・ハードキャンディー、ハニーレモン、3.5オンス (100 g)
こちらも、USDA(米国農務省)認定オーガニックの基準を満たした安心安全の飴です。
その原材料は、「オーガニック濃縮サトウキビ(訳語修正)、有機玄米シロップ、有機蜂蜜、天然レモンオイル」と、まさしく天然にこだわっています。
味としては、白砂糖などの甘さとは違い、まさしく蜂蜜をそのまま抽出したような穏やかな甘みです。そして、風味も天然らしさを感じられます。(天然志向ゆえに個体差が若干あるが、それもまた自然)
なお成分表記上は、これでも先ほどのハードミントキャンディと糖の量はほぼ大差ありません。
(追記)こちらのザクロ味も試してみましたが、甘味と酸味がまさしく果実をギュッと凝縮した感じで非常にジューシーでした。果物特有のナチュラルな甘酸っぱさが好きな方はザクロ味の方がオススメかも知れません。

せっかくですので、前回記事でご紹介した100%キシリトールのタブレットもご紹介します。
Xlear, Spry, パワーペパーミント シュガーフリー 240個入り (144 g)
こちらは、キャンディではなく口の中で解けるミントタブレットです。
タブレットならではの強みとして、砂糖不使用・人工甘味料不使用の100%キシリトールで甘味を付けています。それでいてやはり普通に甘く、ペパーミントのリフレッシュ感もあります。
粒の小さめなタブレットタイプであるため、ガリガリと噛まずに口の中でゆっくり溶かしていくスタンスがオススメです。短時間でもスッキリしますし、240タブレット入っているので2~3粒程度使っても余裕があります。
※アイハーブ(iHerb)の使い方ガイド・日本語化・留意点は → コチラ
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アメに限らず、食べ物は仕事や勉強のパフォーマンスに大きく影響します。
よって、成分表記上の数値と原材料の両方をチェックする習慣をつけて、食べ物について自分で考えることが大切です。
その上で、少しでも生活改善していくことで、日々の勉強や仕事のパフォーマンスを高めることにも繋がります。
なお、脳に及ぼす効能や低糖質の面ではキシリトール100%ガムの方が優れています。ただし、飴よりも更に時と場合を選ぶという制約があります。
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