以前の記事では、いわゆる教えて君の問題点について解説しました。
端的に言えば、教えて君は他人にとっても自分にとっても損であるということです。
一方で、逆に「分からないことを先生や詳しい人に質問できない」という方が多いのもまた事実です。これは未成年のお子様や学生だけではなく社会人にも言えることです。
ですが、そうした消極的な姿勢は自分自身にとって多大なる損失となります。
それに対して、良い質問というものは自分にとっても周りにとっても利益をもたらします。
当記事では、個別指導の元講師である私の経験も踏まえ、先生側と生徒側の両方にとって望ましい質問の仕方について考えていきます。
生徒が質問できない原因・理由の分析

まずはじめに、「そもそもなぜ質問できないのか」という原因について考察していきます。
「先生に質問すると迷惑では」という遠慮、過剰な気遣いは不要
まず、最もよくあるケースが「先生の迷惑になるではないのか」と遠慮がちで気が引ける生徒さんです。これは実に日本人的な気遣いの表れです。
そのような方には、次の段落で述べる『先生側からの視点』を理解することが発想を転換するカギになります。
先に結論だけ述べると、最低限やるべきことさえやっていれば遠慮は不要です。この『最低限やるべきこと』というのも含めて、後ほど詳しく解説します。
下手な質問をすると恥ずかしい、失敗が怖い、怒られる……
遠慮と並んで多いのが、『下手な質問をすると恥ずかしい』『笑われるんじゃないか』『怒られるかも……』といった失敗を恐れる生徒さんです。これには完璧主義者のケースも含まれます。
対して、以前の記事では、学習内容の面から「失敗は成功の母」の考え方について述べました。
勉強できないことが怖い?むしろ間違えた問題や失敗から学ぶ発想への転換を|勉強法・教育法④
この過去記事で解説した内容は、質問においても当てはまる話です。
質問とはそもそも何か分からないことや出来ないことがあるからこそ行なうもののはずです。それゆえ、質問が上手くいかないのはごくごく自然なことです。
その上で、少しでも良い質問の仕方を知り成長に結びつけようというのが当記事の目標です。
自分で疑問点を見つけて積極的に質問する人というのは、学習面でも問題解決能力の面でも経験を積んで成長していくことになります。『質問する能力』は単なる受験勉強だけではなく、その先の学問・仕事・ビジネスにもつながっていく重要な能力でもあります。

むしろ不明点が解決できないことこそが最大の失敗です。そこで足踏みして損するのはまさに自分自身です。
「何が分かっていないのか分からない」から質問できない?
同じくよくあるケースとして、「何が分からないのかが分からない」から質問のしようもないという方も非常に多いです。
ですが、本当に為す術もないのでしょうか。
「分からない」ということは、何かしらの教材や問題を見た上で分からないと思っているはずです。それならば、その教材の分からない部分を持参して先生に直接見せて質問するという方法もあります。
もしもただ漠然と「分からない」と思っているだけであれば、まずは何よりも自分で調べることが先決です。
詳しくは記事後半で解説します。
他人に頼らず独力で自己解決したい
教えて君とは真逆の、そもそも他人に頼らず独力で自己解決したいという方も居ます。実は私もこのタイプでした。(今では考え方がかなり変わりましたが)
もちろん自力で試行錯誤することは、自己解決能力それ自体を磨くことにもつながります。
一方で、自力で調べて分かる範囲には限界があるのもまた事実です。
例えば、問題集で解説を読んでも分からないような場合、似たような論点の説明はググれば見つかるかも知れません。
ですが、ピンポイントで同じ問題の解説をしているページというのはそうそう無いことでしょうし、自分にとって分かりやすい説明がされているとも限りません。
特に、現代文の長文読解の場合、著作権の問題があるためネット上で本文の解説を公開することが難しいという事情もあります。(学校等が試験問題として引用するのと、第三者が試験の本文を引用して解説するのとでは法的権利が違います)
よって、「一定以上悩んでも分からなければ詳しい人に質問する」ような姿勢がオススメです。自分から質問すれば、自分の分からない部分をピンポイントに訊くことが出来ます
あるいは、「今ここでこの人に質問すべき」というような場合にはチャンスを逃さず質問すべきです。
コミュニケーションそれ自体の問題も改善できる
大半の方にとっては、以上のパターンのどれかに当てはまるかと思われます。
一方で、コミュニケーション能力それ自体に困難を抱えているが故に質問できないという方も居ることでしょう。
そのような方も、勉強で先生に質問するのと同じように、専門家の協力を得てコミュニケーション能力を改善することができます。
例えば、心理検査やカウンセリングを経て自分に合った療育を受けるという選択肢もあります。担当の専門家や方針が合わなければ他の機関を受診することも一つです。
また、メンタル的に重大な困難を抱えているのであれば、心療内科を受診するという選択肢もあります。自分自身が思っていた以上に深刻な問題が判明するかも知れませんし、場合によっては劇的に改善する可能性もあります。
先生の立場から見た生徒の質問とは

心理的な抵抗感がある方は、先生側の立場を知ることで気兼ねなく質問できるようになるかも知れません。
先生は対価と引き換えに労働力を提供するプロフェッショナル
「質問したいけどできない」という方がまず認識すべき基本は、先生も教育者として対価を得て仕事をしているという事実です。
この点は、社会経験の無い未成年の方であれば特に実感の湧きにくい部分かと思われます。
ですが、公務員であれ、雇われの塾講師や家庭教師であれ、自営で講師をやっている人であれ、形態は違えども契約に基づいて給与・報酬を受け取っています。
それはまさしく、教育のプロフェッショナルということです。
それゆえ、「生徒の疑問点を解消し成長に結びつける」というのはむしろ教育のプロとしての職務なのです。対価を得ている以上は、それ相応の職責もあるということです。
よって、どうしても遠慮してしまうような方は、ビジネス上のカスタマーとして先生を利用するような意識で質問しても良いのではないでしょうか。
ただし、もちろんモンスタークレーマーのように過剰なサービスを要求するのはNGです。先生本人だけでなく他の生徒にとっても悪影響を与えてしまいます。
実は先生側も上手く説明できているか確認したい
生徒からの質問に答えるということは、実は先生にとってもプラスになる場合が多々あります。
プロ意識のある先生であれば、「生徒にどれほど理解してもらえているか」というのは常々気にしている部分です。
なぜならば、教育者にとってのアウトカム=成果とは、生徒たちが指導内容を理解して実際に成長することだからです。(単に一方的に喋って説明するだけでは形式的なアウトプット止まりであり、動画を流すのと大差ない)
対して、生徒の理解度が一番よく分かるのが質問なのです。
生徒からの質問によって、「あ、この部分で詰まってたんだ」といった点に気付けます。
例えば、私は『国語は論理的思考力さえ身につければ出来るようになる』と考えていました。ですが、塾講師として疑問を直接投げかけられることで初めて『ロジック以前に活字を読む行為自体が苦手な場合が多々ある』という事実に気付きました。(初めて知ったというよりも、腑に落ちたということ)

これは単なる一例であり、実際は一つ一つを思い出せないほど多くのことを生徒の皆さんから学びました。
そして先生は、生徒の皆さんが挙げてくれた不明点を授業の内容にフィードバックすることが出来るのです。
例えば当サイトのシリーズ『論理的思考のコツ・本質講義』の記事では、「読書量は国語力に必須ではない」と主張しつつも、同時に「人によっては読書もインプット訓練として有効である」とフィードバックしています。
国語力アップに読書量は無関係?アウトプット訓練とインプットの違いを知る|論理的思考のコツ③
拙い質問に怒るような先生には聞く必要はない
教えて君のように、自分で調べずに1から10まで教えてもらおうとするような生徒であれば、『本人のために』注意するのはむしろ優しさです。これは不真面目な質問をした場合でも同じ話です。
むしろ叱られた理由をよく考えて改善すべきです。
ですが、単純に能力不足で拙い質問になっている生徒さんに怒るような先生には、質問する必要はありません。他の『信頼できる』先生を頼りましょう。

そんな先生、こっちから願い下げだ!……実際には言わないけど。

先生も人間ですから、色々な人が居ます。
なお、信頼に足る先生が周りに居ないような環境であれば、いっそオンライン家庭教師を利用するという手もあります。地方の方でも都内の難関校出身の先生の指導が受けられるというのは大きな強みです。
上手い質問の仕方・技術・コツについて
最低限のマナー・礼節は守る、先生の都合や丁寧語の言葉遣い、感謝
最初に身につけるべきは、アドバイスを求める側の立場として最低限の礼節を守ることです。
先生の都合、質問しやすいタイミング
まずは、先生の都合を確認することです。
先生も他のタスクに追われている時がありますし、労働者としての休憩時間もあります。ですので、質問しても良いタイミングを見計らうことも大切です。
なお、具体的にどのタイミングが良いのかという点はローカルルールや個々人のタイムスケジュールによって変わってきますので、そこが分からなければいっそ質問できるタイミングを質問するのも一つです。
なお、タイミングという点は、例えば中高生で堂々と職員室に入りたくない場合などでも重要になります。つまり、「いかに質問しやすいタイミングで先生を捕まえられるか」ということも含まれます。
丁寧語の言葉遣い、感謝の言葉
そして、小学校高学年以降であれば、一定以上の丁寧な言葉遣いで話すことです。裏を返せば、タメ口を使わないということです。
例えば、「これってどうすんの?」「ふーん、分かった。」「は?どういう意味?」などは指導を仰ぐ側が使うべき言葉遣いではありません。
もしも先生側が密かに言葉遣いに不快感を抱いていたならば、結果的に損するのはタメ口を使っている自分自身です。
よって、細かい敬語表現の使い分けなどは気にしないで構いませんので、せめて丁寧語は使おうという意識で質問した方が良いです。
- 「先生、質問がありますが今よろしいでしょうか?」
- 「ここのこの部分がよく分かりません。」
- 「こう思うのですが、合ってますか?」
そして、質問が終わったら「ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えることも忘れないようにしましょう。
円滑なコミュニケーションの為の技術
以上のようなポイントは道徳や倫理の話ではなく、次回以降も円滑に質問できるようにするための技術です。
同じ質問をする場合でも、上手く出来ないなりにもこうした礼節を意識して実践すれば、大抵の先生は快く解説することが出来るでしょう。(本当は誰にでもベストな説明をするべきですが、先生にも色々な人がいます)
結果として、より良い指導が引き出せるかも知れませんし、自分自身のコミュニケーション能力(処世術)の向上にもつながります。
まさに良い事ずくめです。
自分で調べられる範囲で調べて、疑問点を可能な限り明確化
次に具体的な質問の中身ですが、質問する前に可能な限り自分で調べることが大前提です。
単純な知識はググれば出てきます。ググらずとも、手元にある教材を調べることは誰にでも出来ます。
まずはこのように自分で調べなければ、自力で分かるはずのものも分かりません。(まさしく教えて君の回で説明したことです)
そして、より良い質問の為には、調べる過程で分からなかったことをピックアップすることが大切です。
例えば、「微分が分からない」と一口に言っても、「教科書に書いてある原理の説明の部分が分からない」のか、「その説明に使っている導関数が分からない」のか、「単純な計算問題ができない」のか、「ある特定の問題で詰まっている」のか……と言った具合です。

もちろん「アレもコレも分からない」のも普通にありえます。それならばアレもコレも具体的にピックアップする、ということです。
問題集の解説の中で分からない部分があるならば、その解説の分からない部分をピックアップすることです。教科書や参考書の中の説明文が調べてもよくわからないならば、その説明文の分からない部分をピックアップすることです。
その上で、ピックアップした部分を更に自分なりに考えてみることです。
そうして疑問点が具体的かつ明確になればなるほど質問すべきポイントも絞れてきます。すると、先生側もより的確な解説が出来ます。

自力で出来る限り調べた上で分からないのであれば、遠慮なく質問するべきです。それが何よりも自分自身の成長のためです。
「何が分かってないか分からない」ならば問題とメモを見せれば良い
不明点は可能な限り明確にした上で質問するのが理想です。
ですが、それでも「何が分かっていないのか分からない」となってしまうのも人によっては致し方ないことです。
それならば、その実際に分からなかった問題と解説、自分の書いた解答メモを持参して先生に直接見せれば良いのです。
解説や参考書であれば、「ここを読んでも意味が分かりません」と現物を示して具体的に訊くことができます。
数学の解答過程のメモなどであれば、解けないなりに出来る範囲で記述しておくことで、見る人が見れば一発で引っ掛かっているポイントが分かることもあります。

分からないならば分からないなりの質問の仕方もあります。
質問の前に:基本レベルの問題を飛ばしていないか
質問する前に、もう一つ確認するべきことがあります。
それは、「基本レベルを飛ばしていきなり応用問題・発展問題に進んでいないか」ということです。
問題集の選び方の記事でも述べたように、学習内容のレベルはステップアップが大切です。基本レベルというのは応用問題の「前提」になるからこその基本です。
だからこそ、まずは基本レベルから理解を積み上げていくことが大切です。くれぐれも基本問題が出来ないのに応用問題を質問するようなことがないようにしましょう。

その上でやはり自己解決できなければ、いよいよ質問です。行き詰まったのであれば、むしろ先生を頼るべき状況です。
答えよりも、正解に辿り着くための思考過程や調べ方を学ぶ
質問する際には、答えだけを求めようとしないことが大切です。
逆に答えだけを知って理解できるのであれば、自分で調べる時点で最初から理解できているはずです。
本当に質問して学ぶべきは、答えに至るための思考過程でどう考えれば良いのか、あるいは問題解決のための調べ方それ自体を聞くことです。
これは普段の問題演習においても極めて重要なポイントです。
そうした部分こそが、自己成長を促すためのカギです。教えて君の記事で述べた、「その場しのぎの食糧だけでなく農業の方法を学ぶ」ことそのものです。
理解できていないのに「分かった」と言わない、放置しない
質問の中で非常によくあるのが、本当はよく理解できていないにもかかわらず「分かりました」と言ってしまうことです。
これは、将来的な仕事上においても非常に重要な話です。
教えている側からすると他人である質問者がどこまで理解しているか把握するのは難しいことですし、「分かりました」と言ってしまう側も自分で意識せずに何となく言ってしまっているケースが多いです。
よく理解できていないのに「分かった」と言ってしまうということは、つまり分からないまま放置しているのと同じ話になります。
それゆえ、分からないならば分からないとハッキリ言うべきです。そうすれば先生側は別のアプローチから説明することでしょう。

私からすると、生徒が理解できないまま帰ってしまうことこそが先生にとっての失敗です。
先生以外の詳しい友人知人に訊くという手も
どうしても先生に質問するのが厳しいならば、その科目に詳しい友人知人に質問するというのも有力な方法です。
同級生であっても、出来る人はかなり出来るはずです。また、スケジュール的にも都合が付きやすいかも知れません。(中高生ならば休み時間や放課後の空き時間でも良い)
ちなみに、私は今も昔もよく質問を受けるタイプです。
その私の意見ですが、実は教えている側の方が更に理解が深まります。つまり、質問はwin-win関係になることが多いのです。(相手が教えて君の場合は除く)
この点は、エア授業勉強法の記事で解説したことと同じ話です。
私からすれば、第三者からの質問に答えることはエアではなくリアル授業勉強法をしているのと同じ感覚です。
一人エア授業で説明できるように勉強!自分の言葉で他人に教えること|勉強法・教育法⑰

質問も徐々にステップアップしていけば良いのです。
私の場合:授業中・講義中に積極的に質問する
ちなみに私の場合は可能な限り自己解決することを信条としています。
ですが、授業中や講義中に質問タイムや意見発表の機会がある場合はむしろ積極的に質問します。
これは、まず自分の中で論点整理し、疑問点を見つけ出して、理解を更に深めるためです。良い質問をするということは、良い分析をすることと表裏一体です。

加えて、「必ず質問しよう」と制約を課すことで、講義に対する集中度も真剣味も増すという効果も期待できます。
対して、質問タイムで訊かずに講義終了後に個別に質問することは基本的にしません。個別質問は自分以外の人にとって利益につながりにくいからです。
※ただし、本当に他の人に関係のない個別的な案件であればむしろ個別質問の方が適しています。
もっとも、大衆の面前で質問や意見発表をするのは遥かにハードルの高い行為かと思われますし、周りのことまで考えて質問するのは勉強で言う発展問題のようなものです。
とは言え、良い質問や意見発表ができれば、他の聴衆の理解度にも貢献できます。特に参加者が全体的に大人しい場であるほど積極的に発言するメリットが大きいと考えます。
なお、何よりもまずは個別質問を普通にこなせるようになることが先決です。
その上で、更に向上心が湧いたならば、是非とも個別質問ではなく質問タイムの中で疑問をぶつけてみて下さい。
それによって陰ながら助かる人はきっと多いはずです。

(ここが訳わからん……誰か質問してくれ……!)

疑問があるならば、ご自身で質問してみてはいかがですか?

俺の心が読まれていた……!?

すっごいキョロキョロ周りを見渡してたからね。
※実際、「明らかに疑問がありそうでキョロキョロしているのに質問しない」という方は多々見かけます。
まとめ・メンタル面と技術面
以上、より良い質問をするための方法を3段階で考えてきました。
- なぜ先生に質問ができないのか、原因・理由の分析、発想の転換
- 先生側から見た質問について、先生はプロであり生徒の理解力を上げる職責がある、そして生徒からの質問を通じて日々の授業にフィードバックもできる
- 具体的な質問の仕方の技術・コツについて
1と2の部分にこれだけ紙面を割いたのは、質問できない原因の大半は技術面よりもメンタル面の影響が大きいからです。そうしたメンタル面を強力にサポートしているのが前半部です。
その上で3の技術面を習得することによって、学習の理解度も自信も高まり質問の好循環を生み出すことが出来ます。
なお、当記事で述べたいのは、『質問で失敗しないように』ということではありません。
かく言う私自身が、質問の後で「ああ、事前にここを調べるべきだった」「ここをもっと上手く掘り下げるべきだった」と反省することばかりです。それでも、反省を通じて成長につなげられます。
大切なのは、質問を通じて成長にどう活用できるかということです。
そして、より良い質問ができればより良く成長することが出来ます。

質問は独力で解決できない壁を超えるための有力な手段です。当記事が質問をするための助けになれば幸いです。
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