試験前のメンタル調整・体調管理も勉強!受験指南チェックリスト|勉強法・教育法①

ベストコンディションで試験本番に臨む為の準備チェックリスト効率的な勉強法のコツ

 

1ページ目 → 試験まで時間的余裕が十分にある方

このページ → 試験日・出願日が近付いてきた方

3ページ目 → 試験前日・直前の準備

4ページ目 → 試験本番での心構え

 

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試験日・出願時期が近くなってきたら

 

試験日が近い場合は、何か新しいことを始めるよりも足場を固める意識が大切です。

 

試験スケジュールを分単位でハッキリと明確にする

 

試験本番が近づいてきたら、スケジュールを分刻みで確認しておいた方が良いです。

 

試験本番を想定する場合、連続で何分間集中する必要があるかという部分も要チェックです。

私の感覚では、60分以下の試験は短距離走ですし、2時間以上の試験は持久走です。そうした違いに応じて、ペース配分も必然的に変わってきます

 

加えて、試験が始まる前の拘束時間が何分あるかも注意です。

この時間に具体的にどうやってリラックスするかというのも戦術の一つです。

また、お手洗いの時間は、本体の試験時間プラス前後の拘束時間も計算に入れる必要があります。

 

会場のお手洗いに行列が出来ていたら大変ですね……。

だからこそ、スケジュールを綿密に確認して時間にゆとりを持つようにしましょう。焦りはミスに直結します

 

解答順序・時間配分を決めておく

 

試験時間や過去問の形式を確認したら、次は解答順序・時間配分も大枠を決めておきましょう

 

解答順序は、いわば試験のロードマップ(工程表)です。

試験本番になって解答順序が行き当たりばったりでは時間配分も難しくなりますし、試験全体に対して自分自身がどこまで進捗しているかも見えにくくなります

 

奇問・難問を後回しにする場合も、予め決めておいた解答順序をスライドさせるだけで済みます。

 

 

解答順序を決めたら、次は時間配分です。

時間配分は、必ずその通りの時間を使わないといけないということではなく、デッドラインを定めるということです。

 

具体的に言えば、「第1問は最長でも25分以内、第2問は20分以内に必ず打ち切る」といった具合です。

 

ここで「打ち切る」と述べているのは、「空欄をとにかく全て埋める」時間も含めた話です。

 

※なお、国語の解答順序につきましては別ページで特集しています。

ここでは長文読解の「本文が先か設問を先読みするか」が論点ですが、そうした細かい部分も出来る限り含めて解答順序として落とし込んだ方が安定します。試験本番までまだ日数に余裕がある場合は過去問演習の段階で色々とシミュレーションして試行錯誤すべき部分です。

 

 

ホテルの位置取り・予約はお早めに、理想は試験会場から徒歩圏内

 

試験会場が決まったら、次はホテルの位置取りです。

特に2月~3月の大規模な受験シーズンの場合、好条件のホテルほど予約が椅子取りゲーム状態になりかねませんので、宿泊施設を利用する場合は早めの予約をオススメします

 

なお、ここでいう「早め」とは、数ヶ月前を意味します。世の中は受験生の都合に合わせてはくれませんので、他の大イベントが重なって宿が埋まる可能性も多々あります。

また、ホテル選びの際は近隣が騒がしい環境ではないかという基準も重要です。

 

併願する場合はいずれの併願先にもアクセスが良い交通の要衝か、あるいは距離によっては宿を移ることも選択肢の一つです。

 

なお、単発の資格試験などでは、私は必ず徒歩圏内の宿を予約します。それによって、試験当日のリスクを最小限にとどめます。

 

※なお、飛行機の予約などがよく分からない方は、skyticketなどのカンタンなサービスを利用するのがオススメです。ホテルも一緒に予約することも可能です。

 

交通アクセスの確認、トラブル時の代替ルート

 

ホテルの位置取りと表裏一体の話として、交通アクセスの確認があります。

 

バスや電車といった交通機関にはトラブルもつきものですので、複数の代替ルートを確認しておきましょう。いざという時のためにタクシー代も用意しておいた方が良いです。

 

SuicaやPasmoといったICカードを使う場合は、残高のチャージも忘れないようにしましょう。

 

東京に上京予定だけどホテルの位置決めが分からない」という場合は、主要駅に近いほど良く、複数の路線が重なった立地の方が良いです。特に東京都心部では路線図を基準に地理を把握するべきです。
なお、併願を考える場合も、アクセス次第では本命の徒歩圏内に宿をとるのも一手です。

 

宿泊施設のアメニティ、備品類を確認しておく

 

ホテルなどの宿を予約した場合、ホテルに備え付けられた備品類や設備についても要チェックです。

 

例えば体を洗う際に長いボディタオル類を使っている場合は、まずホテル等には備え付けられていないはずですので、私物を持参しておいた方が良いです。

あるいは、敏感肌であったり皮膚の問題を抱えていたりする場合は、ボディソープ・シャンプー類も特別なものを持参した方が安全です。

 

併願先が多くて長丁場になってくる場合は、洗濯の問題も出てきます。

コインランドリーを使うのか、少しお金を奮発してクリーニングサービスを利用するのか、はたまた洗濯が要らないように大量の着替えを持っていくのか、といった点も決めておきましょう。

 

他にも、マイ枕を持っていっても良いですし、LAN環境があればノートパソコンも持っていけますし、Wi-Fiが自由に使えるかも知れません。

 

滞在期間中の自分の生活を具体的にシミュレーションしてみて、何か不足が出てこないか前もって考えることが大切です。

 

睡眠時間は試験前日と同じ生活リズムで調節する

 

試験直前になってありがちな失敗として、直前だからといつもより多く睡眠を取るケースがあります。

 

しかし、睡眠時間は人それぞれの体質で適正な長さが変わります

単純に睡眠を長くすればコンディションが良くなるわけではないということです。

 

例えば入眠の時間帯を早めることで逆に不眠や中途覚醒に繋がりかねませんし、寝付けたとしても普段より睡眠が長いゆえに逆に思考が鈍る可能性もあります。

 

試験前日に睡眠時間を多めに取ろうと考えているのであれば、前々から睡眠時間を長くする方が得策です。

また、お気に入りの安眠グッズなどがある方は、持ち運べるサイズであればホテルに持参するのがオススメです。

 

睡眠時間を削ってでも勉強しないといけない状況になっているのであれば、そもそもの学習計画や日常生活に問題があるということです。

見直すべきは勉強量よりもまずは効率的な学習計画です。

 

睡眠は自分自身の生活の全ての質に影響しますので、自分自身にとって最も適正な睡眠時間・睡眠法を確立することが非常に大切です。

自分にとってベストな睡眠リズムを確立することで、ひいては生活リズム全体の安定にも繋がります。

 

不眠症の方向けの特集記事はコチラ↓

 

受験本番の所持品をリスト化して準備開始

 

当日に必須となる所持品は、試験案内を見れば必ず載っているかと思います。

それらを参考に、事前に所持品チェックリストを作っておきましょう

 

コピーできる環境にある方は所持品の記載されたページをコピーしてチェックリストに転用するのも便利です。コピーが無ければ試験案内の該当ページに付箋を貼っておくのも良いです。

そして、そのページには載っていないが個人的に必要な物品や注意事項があれば、忘れないうちにその都度全てリストに書き足しましょう

 

一通りリスト化したら、現時点で準備出来るものは今の時点から1箇所にまとめて準備しておきましょう。袋に入れてまとめておくと、そのままキャリーケースなどに入るので便利です。

結果として現時点では袋詰めできない物品は、後日忘れないように蛍光マーカーなどで「見える化しておきます。

 

ポイントは、直前になってあちこち探し回らないで済むように、決まった場所とリストさえ確認すれば全て把握できるようにするということです。

 

準備はどれだけ早くても早すぎることはありません。

直前期に準備の漏れが出ないようにしましょう

 

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