受験合格はメンタルと体調管理から!試験本番を想定した準備チェックリスト|勉強法・教育法①

ベストコンディションで試験本番に臨む為の準備チェックリスト効率的な勉強法・教育法のオススメ、コツ

 

当記事は、以下の通り時系列ごとに区切りチェックリストの形にしました。

  • 試験まで時間的余裕が十分にある方、万全の準備を期したい方
  • 試験日が近付いてきた方
  • 試験前日・直前の準備
  • 試験本番での心構え

 

目次がチェックリストになっており、本文がその詳しい解説になっています。

試験直前期でお急ぎの方は目次から気になるトピックに飛んでください。

 

お急ぎでない方は、飛ばし読みでも構いませんので全体に目を通してみてください。

心身両面のコンディションを向上させるということは、単なる試験対策にとどまらずQoL(生活の質)の向上にも結びつくことになります。

 

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  1. はじめに
  2. 試験本番まで時間的余裕のある方
    1. 試験直前・本番のリラックス法・緊張緩和・集中法は普段から習慣化
      1. 本番に弱いタイプほど当日に特別なことをやらない
      2. リラックス法は普段から習慣付けてこそ意味がある
      3. テクニック参考例:記憶のトリガーを五感に結びつけたリラックス法
      4. 自信のある方向け:試験前日・直前期に勉強をしない、教材も会場に持参しない
    2. 勝負メシも事前に食べてみる
    3. 服装・肌着・靴下等のベスト装備を決めておく
    4. 筆記用具・インク残量の確認、予備の準備
    5. 常備薬・サプリメント・カフェインは副作用に注意
    6. 願書の提出時期や必要書類、併願先を確認しておく
  3. 試験日・出願時期が近くなってきたら
    1. 試験スケジュールを分単位でハッキリと明確にする
    2. 解答順序・時間配分を決めておく
    3. ホテルの位置取り・予約はお早めに、理想は試験会場から徒歩圏内
    4. 交通アクセスの確認、トラブル時の代替ルート
    5. 宿泊施設のアメニティ、備品類を確認しておく
    6. 睡眠時間は試験前日と同じ生活リズムで調節する
    7. 受験本番の所持品をリスト化して準備開始
  4. 試験前日の準備
    1. 受検案内の所持品類を再チェック、問題があればダメ元で相談
    2. インク残量や予備の確認
    3. ラストスパートで消耗するより当日へのコンディション調整
    4. 普段どおりを意識してリラックスする
    5. 洋服・肌着・靴下などは一番着慣れた快適なものを
    6. 受験会場までの経路、トラブル時の代替ルートを再確認
    7. 常備薬・サプリメント
    8. 飲み物は普段飲み慣れているもの、特にカフェインに注意
    9. 朝食・昼食・間食の確認
  5. 試験本番での心構え
    1. 問題文の表紙の指示を必ず読む
    2. ライバルは所詮人間、問題文はみんな同じ
    3. 試験本番であえてリラックスする
    4. まずは勉強してきた知識に当てはめる、閃きは運次第
    5. 意表を突く奇問・難問こそ上手く逃げて気楽に構える
    6. 空欄を残さずとにかく解答欄を埋める
    7. 予め決めた時間配分=デッドラインを厳守する
  6. まとめ

はじめに

 

これからの試験本番に向けて、「いかにフィジカル・メンタル両面のコンディションをベストの状態に持っていくか」という観点から私なりに要点を整理してみます。

数々の筆記試験を突破してきた私自身の経験を通じて、受験だけではなく日頃の定期テスト社会人の資格試験、あるいは公務員試験・就職試験においても汎用的に通じるように徹底的に情報をまとめました。

 

個人差の大きい部分もありますので、なるべく幅広くポイントを挙げてみました。

必要だと思った部分を活用していただければお役に立てるかと思います。不要な部分はスルーしていただいて構いません。

もちろんこのページに載っていない個別具体的なチェック項目があればそれも忘れないうちにメモして下さい。

 

当記事の情報を上手く利用して頂いて、試験本番で少しでも良いパフォーマンスを発揮できれば幸いです。

 

当記事を『勉強法・教育法(全科目共通)』カテゴリの最初に持ってきた理由は、最終的なゴールへの道筋を早い段階から自覚することによって、今やるべき学習内容や今後の計画、日々の生活の過ごし方を「逆算」して考えることができるためです。そのため、時間に余裕のある方は飛ばし読みでも構いませんので是非とも全体に目を通してみてください。

 

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試験本番まで時間的余裕のある方

 

試験までの日数に余裕がある場合は、試験本番を想定していかに早い段階から用意周到に準備できるかが勝負です。

 

試験直前・本番のリラックス法・緊張緩和・集中法は普段から習慣化

 

メンタルトレーニングは学力試験においても本番対策のキホンです。

ただし個人差がありますので、一般向けの説明になります。

 

本番に弱いタイプほど当日に特別なことをやらない

 

まず、基本的な姿勢として「試験本番になって急に新しいことをやらない」ということが大切です。

 

例えば、古典的なリラックスの手法として『手のひらに人の字を書いて飲む』といった話はよく聞くことと思います。

 

しかし、もしそうした手法を普段は一切使っていないにもかかわらず、いきなり本番になって思いつきで使ってしまうと、無意識レベルから「今日は本番だ!普段とは違う特別な日だ!」と感じてしまい、平常心とは逆の方向に引っ張られやすくなります

 

そうした特別感がキッカケで運良く覚醒することができればラッキーですが、安定を求める方はむしろそうした運要素に頼らないことです

 

特に、「自分は本番に強いほうではない」と自覚している方ほど素直に普段どおりを目指すのが良いです。

ここでのポイントは、「自分自身が普段からやっている習慣かどうか」です。

 

リラックス法は普段から習慣付けてこそ意味がある

 

メンタルを「普段どおり」の状態にコントロールするための方法は数々あります。人の数だけあると言っても良いかも知れません。

 

先ほど挙げた『人の字』もそうですし、あるいは必ず特定の音楽を聞くといった習慣もそうです。

または、その日に行なうスケジュールを事細かに決めてスケジュール通りに全てを淡々とこなすといった大規模なものもあります。そうして本番のスケジュールの方に自分を合わせていくということです。

 

どのようなリラックス法を取るにしましても、ラグビーW杯の五郎丸ポーズで有名になったように日頃からルーティンとするのが一般的にオススメです。

 

 

ルーティンについては様々な考え方や見方ができるかと思いますが、私なりにあえて一つポイントを絞るならば、普段から習慣付けている動作によって意識の焦点を一定の状態に持っていき、結果としてリラックスと集中につながるというようなメカニズムです。

例えば、平常時に自学自習している時は本番のような緊張をすることはまず無いかと思いますが、ルーティンがその「平常時に自学自習している時」の自分を思い出させてくれる、といった要領です。

 

もちろん、「普段はやらないが本気モードに入る時だけ特別なことをやる」といったものを決めるのも一つかも知れませんが、そうしたことも前々から決めておいて随時使っていくことが肝心です。

 

極度の緊張にさらされるアスリートのほとんどが「いかに練習通りのプレーをするか」を心掛けているはずです。

だからこそ、各界の超一流もルーティンを取り入れているのです。

 

先生!ルーティンって具体的に何をすれば良いですか?

試験会場で出来て周りに迷惑にならない動作であれば何でも良いですよ。本番中でも使うのであれば、手や筆記具で何か特別な仕草をするなど、座った状態で出来る動作をルーティンにすると良いと思います。

 

※『李下に冠を正さず』、つまり試験中にカンニングを疑われるようなルーティンにならないように注意しましょう。

 

テクニック参考例:記憶のトリガーを五感に結びつけたリラックス法

 

せっかくですので、方法をなかなかご自身で決めきれない方の為に、フルコースメニューのようなリラックス法をご紹介します。

 

まず、あなたの記憶の中で、「最もリラックスしている場面」というものを探してみてください。「最も」と言いましたが、一番にこだわる必要はありません。あるいは、リアルなリラックス感があるならばイマジネーションでも構いません。……見つかりましたか?では、その記憶のイメージを、掘り下げてみましょう。目を閉じて、その場面に入り込むような要領で、リラックスしている時の記憶を五感でありありと感じてみましょう
……今見つけたその記憶こそがリラックスのトリガーです。あなただけのトリガーです。この記憶のトリガーは、回数を重ねるほどリラックスが深まっていき、よりスムーズに入ることが出来るようになります
緊張を意識した時には、一旦目を閉じてこのリラックスのトリガーを引きます。すると、あなたの緊張は、目を閉じる前よりも確実に緩んでいることでしょう。

 

こうした方法は継続が必要ですが、自身の心をコントロールする為の基礎力から養えますので、じっくり学ぶタイプにはオススメです。

 

自信のある方向け:試験前日・直前期に勉強をしない、教材も会場に持参しない

 

では、先生は現役時代にどのようにしてリラックスしていたのですか?

 

私の場合はそもそも試験1ヶ月前辺りからは勉強をほぼやめます。

試験会場にもホテルにも教材の類いは一切持ち込みません

ああ、リラックスモードのまま特攻するのですね……。

これは私のポリシーで、「付け焼き刃を一切排除して真の実力だけで勝負する」という単なる個人的なこだわりです。しかし、結果的に試験会場で非常にリラックスできましたので、その後も使っています。

 

1ヶ月前というのは極端ですが、前日・当日の勉強っていうのは暗記知識という部分で一番大切じゃないんですか?

 

一般的にはそうですね。ですが、周りが緊張と焦りの中で勉強している光景を客観的に眺めていると、不思議と冷静になれるのも事実です

 

自分の実力に自信のある方は、あえて教材を一切持参しないことで更に自信を深めるのも有効な手段です。もちろん自己責任が前提ですが、前日・当日に勉強を控えてメンタル・フィジカル調整に集中するのも現実的な選択肢の一つです。

 

勝負メシも事前に食べてみる

 

先ほど、「本番モードに入る時だけは特別に何かをする」といった話を述べました。

その筆頭として、いわゆる勝負メシがあります。

 

勝負メシとは要するに、好物のご馳走を食べることによって心身ともに満足感を得るとともに、本番モードへのスイッチ切り替えをしようとしているのです。

 

有名なのは、「カツ丼」で「勝つ!」というものですね。

どんな手を使おうが勝てばいい!それがすべてだ!

ヒャッハー!特上の大盛りだぁー!

食べ過ぎでお腹を壊さないようにね……。

 

そうした勝負メシを試験前日に初めて食べるのはオススメできません

 

もしもそこでアレルギーが生じたらどうなるでしょうか。

あるいは、アレルギーまでは行かずとも、相性が悪くて消化不良になってしまっては翌日に打撃が残ります。

 

服装・肌着・靴下等のベスト装備を決めておく

 

試験は基本的に頭脳労働ですが、集中力のジャマにならない快適な服装というのも大事です。

肌触りは合っているか、サイズ感はシックリくるか、季節的に温度調節ができるか、等などの要素が関係してきます。

 

私の場合、ポリエステルなどの化学繊維が苦手ですので、直接肌に触れるものは全て綿100%を基準に選んでいます。日頃から肌が痒くなったりかぶれたりする方は素材次第で改善できるかも知れません

 

 

ここで、試験本番のために特別に新品を用意するのは非推奨です。

なぜなら、生地の素材が肌の相性と合わなくてムズムズしたり、着慣れなくて落ち着かなくなったりするためです。

 

先ほどの話ともあわせて、「普段どおり」が一番なのです。

 

試験本番、そんな装備で大丈夫ですか?

一番いいのを頼む!

 

本番に合わせて『最強装備』で臨みたいのであれば前々から良い物を探しておいて日頃から着慣れておくことです。

 

肌着、靴下、インナー、アウター、手袋、帽子、マフラー、マスクなどが挙げられます。マスクは耳周りの締め付け感や息のしやすさに注意です。夏の試験であれば、暑さ対策グッズも前々から試しておいた方が良いです。

 

筆記用具・インク残量の確認、予備の準備

 

試験の道具といえば、なんと言っても筆記用具です。

 

私の愛用品は万年筆のコクーンで、予備も兼ねてサブにボールペンのジェットストリームを5本用意します。

 

 

 

筆記用具は、いわば侍にとっての刀のようなものです。

文房具マニアになる必要はありませんが、愛用品を見つけておくと筆記も安定しますし、気分もノリます(超重要)

 

コクーンは低価格帯でも十分過ぎる書き味の滑らかさで、手に馴染みやすいです字を書くのが苦手な人ほど万年筆はオススメです。そしてペン回しを止めるキッカケにもなった点が個人的には地味に大きいです。

 

 

でも、『弘法筆を選ばず』ということわざもありますよね。

それは、弘法大師・空海が超人すぎるのでどの筆を使っても超一流レベルというだけの話です。実際の空海は道具を厳選していたそうです。

 

実力を身に着けた上で、道具もこだわるということですね!

そうです。ただし万年筆ガチ勢ともなれば万単位でお金が掛かりますので、低価格帯で十分です。

万……だと……?(放心)

 

なお、評判の良いジェットストリームでも時折インクの出が悪くなることがありますので、必ず予備を十二分に揃えておきましょう
また、その試験で使える筆記用具を試験案内などで予め確認しておきましょう。答案用紙の紙質的に万年筆と相性が悪かったり、黒インク以外不可であったり、そもそもペン不可の場合もありえますし、シャープペンが不可の場合もあります。他にも、定規や電卓などもよく規定を読んでおきましょう。例えば関数電卓は簿財でも使えません。

 

常備薬・サプリメント・カフェインは副作用に注意

 

人によっては常備薬が必要になることと思います。

あるいは、知識のある方はサプリメントなども利用することでしょう。

 

これらは、効力が弱ければ特に問題にはなりにくいですが、効果の強いものほど副作用も大きく出やすいという点に注意しましょう。

 

副作用は個人差が大きいですので、慎重に自己観察して予めどのような変化が生じているかを確認しておきましょう。

 

処方薬の副作用が強すぎる場合は、かかりつけの医師に事情を説明した上で処方を変えてもらうのも有効な手段です。

 

また、見落とされがちなものに、カフェインがあります。

カフェインは気軽に扱われがちですが、実際は副作用も大きいです。

試験の場合は、特に利尿作用や動悸に注意が必要です。

 

なら普段はカフェイン飲んで勉強して、試験本番だけカフェインを抜けば良いんじゃね?

カフェインは離脱症状も強いですのでそれは良くないパターンです。

特に常用していた方ほど本番で諸症状に苦しむことになります。

 

最近ノンカフェインコーヒーってのがよく置いてあるのはそういう背景もあったんですね。知りませんでした。

カフェインは世間的なイメージよりも遥かに効果が強いです。

 

※サプリメントを常用している方にはアイハーブが高コスパでオススメです。

サプリメント・オーガニック・自然食品ならアイハーブ!高コスパ高品質|勉強アイテム②

※カフェインを常用している方への基礎知識と高コスパなアイテムリスト

勉強や仕事の眠気覚ましにコーヒー?カフェインの副作用、離脱症状と耐性を知る│勉強アイテム⑤

 

願書の提出時期や必要書類、併願先を確認しておく

 

試験日程の確認は早ければ早いほど良いです。

 

これは学習計画を立てる際にも必須ですが、他にも注意すべきポイントがあります。

 

第一は何より、願書の出願時期必要書類です。

受験の出願が間に合わなければ勝負すらできませんし、資格試験などによっては大学の成績表といったような準備に時間のかかる提出書類もあります。

 

そして第二に、併願が可能かということです。

中学・高校・大学受験、就職試験、公務員試験のように複数の志願先を受験をする際には、スケジュールが重なっていては併願できません

また、メインの受験会場から遠く離れた先へ併願する場合は、移動に無理がないかについても要チェックです。

 

第三に、併願をする場合はいつまでに何の決断が必要かという〆切も押さえておきましょう。

場合によってはかなり早い段階で「この日までに入学金を支払わないと入学できない」といった併願先も多々あります。大抵は数万円ほどかかりますので、中高生の方は親御さんとよく相談しておきましょう。

 

そして、試験会場側に何かしらの配慮を要請できるかという点があります。

特に、身体的に配慮が必要な方や、LD(学習障害)の方にとっては非常に重要な問題です。

こうした申し出が可能か否かは、出願時期にかかわらず出来るだけ早めに確認しておいた方が良いです。そして、不明点があれば遠慮なく主催側に問い合わせしましょう。

 

特にLDの方の場合は、大きな困難を抱えていながら適切なサポートが受けられていないケースも多々あります。心当たりのある方は「学習障害」でググってみてご自身と似たような事例が無いか調べてみましょう。そして、可能であれば然るべき機関に相談した方が良いと思います。それにより、試験に限らず、QoL、生活全体のクオリティの向上に繋がる可能性もあります。

 

軽度発達障害フォーラム チェックシート(LD)

 

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試験日・出願時期が近くなってきたら

 

試験日が近い場合は、何か新しいことを始めるよりも足場を固める意識が大切です。

 

試験スケジュールを分単位でハッキリと明確にする

 

試験本番が近づいてきたら、スケジュールを分刻みで確認しておいた方が良いです。

 

試験本番を想定する場合、連続で何分間集中する必要があるかという部分も要チェックです。

私の感覚では、60分以下の試験は短距離走ですし、2時間以上の試験は持久走です。

 

加えて、試験が始まる前の拘束時間が何分あるかも注意です。

この時間に具体的に何をしてリラックスするかというのも戦術の一つです。

また、お手洗いの時間は、本体の試験時間プラス前後の拘束時間も計算に入れる必要があります。

 

会場のお手洗いに行列が出来ていたら大変ですね……。

だからこそ、スケジュールを綿密に確認して時間にゆとりを持つようにしましょう。焦りはミスに直結します。

 

 

解答順序・時間配分を決めておく

 

試験時間や過去問の形式を確認したら、次は解答順序・時間配分も大枠を決めておきましょう

 

解答順序は、いわば試験のロードマップ(工程表)です。

試験本番になって解答順序が行き当たりばったりでは時間配分も難しくなりますし、試験全体に対して自分自身がどこまで進捗しているかも見えにくくなります

 

奇問・難問を後回しにする場合も、予め決めておいた解答順序をスライドさせるだけで済みます。

 

 

解答順序を決めたら、次は時間配分です。

時間配分は、必ずその通りの時間を使わないといけないということではなく、デッドラインを定めるということです。

 

具体的に言えば、「第1問は最長でも25分以内、第2問は20分以内に必ず打ち切る」といった具合です。

 

ここで「打ち切る」と述べているのは、「空欄をとにかく全て埋める」時間も含めた話です。

 

※なお、国語の解答順序につきましては別ページで特集しています。

ここでは長文読解の「本文が先か設問を先読みするか」が論点ですが、そうした細かい部分も出来る限り含めて解答順序として落とし込んだ方が安定します。まだ時間がある場合は過去問演習の段階でシミュレーションすべき部分です。

 

 

ホテルの位置取り・予約はお早めに、理想は試験会場から徒歩圏内

 

試験会場が決まったら、次はホテルの位置取りです。

特に2月~3月の大規模な受験シーズンの場合、好条件のホテルほど予約が椅子取りゲーム状態になりかねませんので、ホテルを取る場合は早めの予約をオススメします。

 

なお、ここでいう「早め」とは、数ヶ月前を意味します。世の中は受験生の都合に合わせてはくれませんので、他の大イベントが重なって宿が埋まる可能性も多々あります。

また、ホテル選びの際は騒がしい環境ではないかという基準も重要です。

 

併願する場合はいずれの併願先にもアクセスが良い交通の要衝か、あるいは距離によっては宿を移ることも選択肢の一つです。

 

なお、単発の資格試験などでは、私は必ず徒歩圏内の宿を予約します。それによって、試験当日のリスクを最小限にとどめます。

 

 

交通アクセスの確認、トラブル時の代替ルート

 

ホテルの位置取りと表裏一体の話として、交通アクセスの確認があります。

 

バスや電車といった交通機関にはトラブルもつきものですので、複数の代替ルートを確認しておきましょう。いざという時のためにタクシー代も用意しておいた方が良いです。

 

SuicaやPasmoといったICカードを使う場合は、残高のチャージも忘れないようにしましょう。

 

東京に上京予定だけどホテルの位置決めが分からない」という場合は、主要駅に近いほど良く、複数の路線が重なった立地の方が良いです。特に東京都心部では路線図を基準に地理を把握するべきです。

 

併願を考える場合も、併願先のアクセス次第では本命だけは徒歩圏内になるように宿を選ぶのも一手です。

 

宿泊施設のアメニティ、備品類を確認しておく

 

ホテルなどの宿を予約した場合、ホテルに備え付けられた備品類や設備についても要チェックです。

 

例えば体を洗う際に長いボディタオル類を使っている場合は、まずホテル等には備え付けられていないはずですので、私物を持参しておいた方が良いです。

あるいは、敏感肌であったり皮膚の問題を抱えていたりする場合は、ボディソープ・シャンプー類も特別なものを持参した方が安全です。

 

併願先が多くて長丁場になってくる場合は、洗濯の問題も出てきます。

コインランドリーを使うのか、少しお金を奮発してクリーニングサービスを利用するのか、はたまた洗濯が要らないように大量の着替えを持っていくのか、といった点も決めておきましょう。

 

他にも、マイ枕を持っていっても良いですし、LAN環境があればノートパソコンも持っていけますし、Wi-Fiが自由に使えるかも知れません。

 

滞在期間中の自分の生活を具体的にシミュレーションしてみて、何か不足が出てこないか前もって考えることが大切です。

 

睡眠時間は試験前日と同じ生活リズムで調節する

 

試験直前になってありがちな失敗として、直前だからといつもより多く睡眠を取るケースがあります。

 

しかし、睡眠時間は人それぞれの体質で適正な長さが変わります

単純に睡眠を長くすればコンディションが良くなるわけではないということです。

 

例えば入眠の時間帯を早めることで逆に不眠や中途覚醒に繋がりかねませんし、寝付けたとしても普段より睡眠が長いゆえに逆に思考が鈍る可能性もあります。

 

試験前日に睡眠時間を多めに取ろうと考えているのであれば、前々から睡眠時間を長くする方が得策です。

また、お気に入りの安眠グッズなどがある方は、持ち運べるサイズであればホテルに持参するのがオススメです。

 

睡眠時間を削ってでも勉強しないといけない状況になっているのであれば、そもそもの学習計画や日常生活に問題があるということです。

見直すべきは勉強量よりもまずは効率的な学習計画です。

 

睡眠は自分自身の生活の全ての質に影響しますので、自分自身にとって最も適正な睡眠時間・睡眠法を確立することが非常に大切です。自分にとってベストな睡眠リズムを確立することで、ひいては生活リズム全体の安定にも繋がります。

 

 

受験本番の所持品をリスト化して準備開始

 

当日に必須となる所持品は、試験案内を見れば必ず載っているかと思います。

それらを参考に、事前に所持品チェックリストを作っておきましょう。

 

コピーできる環境にある方は所持品の記載されたページをコピーしてチェックリストに転用するのも便利です。コピーが無ければ試験案内の該当ページに付箋を貼っておくのも良いです。

そして、そのページには載っていないが個人的に必要な物品や注意事項があれば、忘れないうちにその都度全てリストに書き足しましょう

 

一通りリスト化したら、現時点で準備出来るものは今の時点から1箇所にまとめて準備しておきましょう。袋に入れてまとめておくと、そのままキャリーケースなどに入るので便利です。

結果として現時点では袋詰めできない物品は、後日忘れないように蛍光マーカーなどで「見える化しておきます。

 

ポイントは、直前になってあちこち探し回らないで済むように、決まった場所とリストさえ確認すれば全て把握できるようにするということです。

 

準備はどれだけ早くても早すぎることはありません。

直前期に準備の漏れが出ないようにしましょう

 

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試験前日の準備

 

試験前日は、リラックスしてコンディション調整することを念頭に過ごした方が良いです。

 

受検案内の所持品類を再チェック、問題があればダメ元で相談

 

前日においてはまずは何よりも所持品の確認が先決です。

 

ああ、受験票ね。あるある。

受験票は当然としまして、それ以外にも何が必要で何が持ち込み禁止をすべて明確にしておきます。

 

2019年センター試験では、国語で定規を使って文章を読んだ受験生が不正行為とみなされ全科目無効となった痛ましい例があります。(定規が使用禁止だったということです。)

他にも、消しゴムのケースやティッシュ類も認められないケースがあります。また、スマホやスマートウォッチ等の使用はよほど実務的な試験でない限りは論外ですので、マナーモードだけでなく自主的に電源OFFにしておきましょう。

 

所持品類の不備は仮に試験当日の朝に何か問題が見つかった場合でも、気付いた時点ですぐに運営側に申し出ればまだ間に合う可能性があります。一見すると絶望的な状況でも、ダメ元で運営側に相談すれば何か代替手段があるかも知れません。

 

このように断言するのは、私自身が試験当日に救済された経験があるからです。まずは遠慮せず報告・連絡・相談しましょう。

 

インク残量や予備の確認

 

所持品の中でも、筆記用具の場合はインク残量や予備の本数を確認しておきましょう。

 

万年筆ユーザーはインクを予め補充しておき、カートリッジ式の場合でも残量が微妙であれば思い切って交換してしまいましょう。そしてスムーズにインクが出るように微調整もしておきます。

 

そして、ボールペンは数本用意しておきます。なぜなら、インク量自体は十分でも急にインクの出が悪くなって掠れる場合があるからです。

シャープペンや鉛筆の場合でも必ず複数本用意しておきます。

 

私の場合は万年筆2本とジェットストリーム5本が標準装備です。

 

ラストスパートで消耗するより当日へのコンディション調整

 

試験前日や当日に追い込みをかける受験生も居るかとは思いますが、個人的には『無理な』ラストスパートは非推奨です。

 

並外れたタフネスの持ち主であればいっそ試験当日と同じスケジュールで過去問演習をして慣らし運転をするのもアリかも知れませんが、普通は少なからず翌日に疲れを持ち越すことでしょう。

 

『無理な追い込みから』想定されるパターンを3つにまとめてみましたので、自分自身に置き換えて考えてみてください。

 

  1. 猛勉強と寝不足で疲労困憊したあなたは突如覚醒してアイディアを次々とひらめく。
  2. ヤマが全部当たってくれる。
  3. 疲れと焦りで頭が上手く回らない。現実は非情である

 

悲しいけどこれ、3が現実なのよね。

仮に前日に詰め込んだ知識で運良く20点アップしたとします。しかし、コンディション不調でそれ以上落としてしまっては本末転倒です。

 

でも、つい不安で参考書に手が伸びてしまいます。

予め前日・試験直前の確認事項を決めているならば良いですが、そうではなく不安を紛らすために衝動的に手を伸ばすのは逆効果です。

なぜなら、予定外の復習をしはじめるとキリがないからです。

 

受験生あるあるですね。だから復習したいのであれば事前に計画して計画通りに復習すれば良いのですね。

看過されがちなことですが、試験前日・当日の具体的な過ごし方も計画の一環です。例えるならばアスリートにとっての大会と同じです。

 

ここで私が意識すべきと考える論点は、『長年の経験の積み重ね』か『直前に詰め込む知識』かということです。
私個人としましてはリラックスと休養により思考力を100%発揮することこそが最重要だと考えていますので、そもそも教材自体を一切持参しません。
つまり「『直前に詰め込む知識』よりも、『長年の経験の積み重ねを発揮する為の思考力自体を落とす方が損」という考えです。
ここでは一般論へのアンチテーゼとしてやや極端に述べていますが、前日・直前に勉強をする方でも、なるべく効率的で必要最小限の復習に収まるように整理しておこうという意識は大切だと思います。

 

「具体的にどのように計画を立てるのが良いか」という問いに一つの正解はありません

実際にどのように計画を立てるか、どのような手法を取るかは各々の戦略的な判断次第です。

 

是非ともご自身に合った計画を立てて、一旦計画通りに事が進んだらあとは自分自身を信じて突き進んでください

 

もちろん私の見解と違ってラストスパートを掛ける計画もアリです。

大切なのは自分で計画を立てて実行し自信につなげることです。

 

くれぐれもお体には十分にお気をつけください。

 

スポーツにおける、ピーキングとも共通する話です。本番にコンディションのピークを持っていくために練習メニューや基本動作の確認などを計画するということです。リラクゼーション方法や休養の取り方もピーキングの一環です。ピーキングを意識した場合、本番直前の段階になって実力自体を伸ばすような訓練は少なくとも組まないはずです。

 

普段どおりを意識してリラックスする

 

記事の前半で出てきた、ルーティーン特別な勝負メシといった手法をここで実践することと思います。

 

  • ルーティーン:普段どおりのメンタルに持っていくテクニック。
  • 特別なスイッチ(仮):本番モードに意識をスイッチする。勝負メシは満足感も得られる。

 

これらは人それぞれ好みや相性がありますので、どちらかを取り入れても良いですし、あるいは両方を活用しても構いません。

 

しかし、試験前日・当日に不安にかられて思いつきで行動するとなおさら地に足がつかなくなるケースの方が多いように見受けられます。

 

ポイントは、「平常心で練習通りの実力が発揮できるか」ということです。

地に足のつかない異常な精神状態から運良く「ゾーン」に入って120%の力が出る可能性もゼロではありませんが、それは逆に頭が真っ白になって失敗するリスクもあるということです。

 

そもそもゾーンに入る為の重要なカギはリラックスにあります。

当然ながら平常心を保つ一番のコツもリラックス法です。

 

洋服・肌着・靴下などは一番着慣れた快適なものを

 

上でも確認したことですが、服装や小物の類いは一番着慣れた・使い慣れたものを用意しましょう。

夏であれば暑さ対策グッズ、冬であれば防寒着やマスクなども使用感が分かっているものの方が安全です。

 

直前になってから新しい服やアイテムを用意してしまうと、上手く自分自身に馴染まず集中を乱すことにつながるかも知れません。

例えばマスクであれば耳周りの痛みが出たり、軽い酸欠状態になったりすることが多々ありますのでご注意ください。

あるいは暑さ対策グッズの場合はご自身の肌との相性が合わなくて何か問題が生じる可能性もあります。

 

 

受験会場までの経路、トラブル時の代替ルートを再確認

 

交通アクセスはホテルを予約する段階で当然確認することと思います。

試験前日では、交通アクセスを明確にリスト化・見える化しておくことをオススメします。

 

公共交通機関は天候の影響も受けやすいですので、トラブル時の代替ルートも全てリストアップしておきましょう。

いざという時にはタクシーも選択肢に含めるべきです。この期に及んではタクシー代をケチってはいけません

 

常備薬・サプリメント

 

試験当日のための常備薬やサプリメントの準備は出来ていますか?

服用するタイミングと分量も事前に決めておきましょう。

 

前日になってコンビニなどで急に新しいサプリや栄養剤に手を出すのはやめましょう

それらによってどのような副作用が出るか分かりません。

 

飲み物は普段飲み慣れているもの、特にカフェインに注意

 

試験においては飲み物も大事です。

その際には、飲み慣れたものを準備しましょう。

 

ここで初めての飲み物に手を出さないようにしましょう。

 

特に注意すべきはカフェインです。

カフェインは、一般的に考えられているよりも遥かに作用も副作用も強い物質です。

 

試験の時だけ午後ティー(午後の紅茶)のような話もよく聞きましたが、カフェインでトイレが近くなったら試験どころではなくなります

ちなみに私の場合はミネラルウォーター以外は飲みません

 

 

朝食・昼食・間食の確認

 

昼をまたぐ長丁場の試験の場合は、昼食の準備と時間も要チェックです。

「テキトーに現地で考えよう」と思っていたところ、実際は試験会場の周辺に飲食店が無い場合もあります。仮にあったとしても店舗数が少ない場合は、イス取りゲーム状態になりかねません。

軽食で構わない方は、事前に買っておくことも選択肢の一つです。

 

ちなみに先生のおすすめランチは何ですか?

私は元々昼食を取りませんので何の影響もありません。

何……だと……?ならおいらも昼食抜きで……。

普段の食生活になるべく合わせましょう。

生物学的に言えば、食事の時間帯もコンディション調整の一つです。

私は普段も食べないからこそ当日も食べないというだけです。

 

なお、朝食も、ホテルで取れるか否か、取れない場合はいつどこで何を食べるのか確認しておきましょう。もちろんここで張り切って普段食べ慣れていない食事にはしないようにしましょう。

あるいは、昼食に限らず、間食でエネルギー補給するのも選択肢です。

 

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試験本番での心構え

 

各々の実力の限界は、前日までの段階ですでに決しています。

あとは、実力を限りなく100%発揮し尽くせるかがポイントです。

 

問題文の表紙の指示を必ず読む

 

問題文が配られたら、必ず表紙に書いてある注意事項をチェックしましょう。

 

何か致命的な指示を見落としていないか、あるいは、選択問題がある場合は何をどのように選択すべきかを具体的に再確認しましょう。

問題冊子の表紙に禁止事項が書いてあり、自分自身がそれに引っかかっていることが分かった場合、その時点で試験官に申し出ることでギリギリ助かる可能性もあります。

 

ライバルは所詮人間、問題文はみんな同じ

 

試験本番に弱いタイプの方のほとんどはまず場の雰囲気に負けているように見受けられます。

 

そうした方は、周囲の受験生がカリカリとペンを走らせてページをめくる音を聞くたびに、不安が募ることでしょう。

得体の知れない何かを相手にしているかのような恐怖感、自分だけ置き去りにされているのではないかという根拠のない不安感……。

 

あるあるです。不安で不安で仕方なくなります。

ハッキリと言っておきます。所詮ライバルはただの人間です

そして、問いている試験問題も全員同じです。

 

でも、なんかやたら速く解けてそうな人って必ず居るよね。

開始早々いきなりカリカリカリカリって凄い勢いで……。

いきなり何か書き始めるケースの大半は中身が無いと考えましょう。

逆に「こういう受験生から落ちるんだな」と密かに自信を付けつつ、自身はまず問題冊子の全ページを一通り確認するのが得策です。

 

なお、本当に桁外れの超スピードで解答できる受験生というのは頂点の中の頂点ですので、それこそ気にする必要性は皆無です。大事なのは合格ライン付近のレベルです。

 

ここで本当に自分独りが大きく遅れを取っている場合は、単なる実力不足ですので、いずれにしましても全力を出し切るだけです。

 

試験本番であえてリラックスする

 

よっしゃあ!全力を尽くすぞおお!うおおおおああ!

本当に全力を出すためには、リラックスこそが大切です。

あっ、はい。

あっ、一気に気が抜けた。

 

※わざと全身を力ませてから脱力するというリラックス法が本当にあります。

 

詳細は心理学に詳しいサイトに委ねますが、フロー状態やアスリートの言う『ゾーン』などを例に、一流の偉人ほどリラックスの大切さを説いているはずです。

逆に、緊張が原因でミスを連発して自滅するような光景は、第三者的な立場から何度も見覚えがあるはずです。

 

あるある!ゴールマウスが無人のガラ空きになってて後はボールに触るだけでゴールなのに何故か力んで真上に飛ばしたり!

 

それが分かっているのであれば、アスリートと同じように最初からリラックスする訓練も取り入れれば良いだけです。

アスリートの場合は極限状態の中で一瞬の判断が求められますが、試験の場合は時間的にも環境的にも余裕があるはずですので、訓練すればリラックス出来るようになるはずです。

 

先生!この段落を読んでる方の中にはもう本番直前の方もいます。

今から新しい訓練なんて出来ません。

 

こんなこともあろうかと、前日からでも準備できる即席のリラックス法を用意していました。

 

とにかく大ウケするネタを集めます。ギャグでもおもしろ画像でも動画でも何でも良いです。『ワロタwwwww』と書き込みつつも自分自身は無表情のままみたいなネタではなく、本当に笑ってしまうようなネタほど良いです。そして、緊張を感じるたびに渾身のネタを思い出しましょう

 

ネタで頭いっぱいで試験どころじゃないんですけどwwwww

誰でも即席で準備出来て即効性が高い方法ゆえの副作用です。

用法用量を守って正しくお使いください。

 

人は笑っている時には自然と緊張が解れているものです。

 

まずは勉強してきた知識に当てはめる、閃きは運次第

 

試験本番で陥りがちな失敗は他にもあります。

それは、練習では使っていた解法や知識を本番で使おうとせずに、何か全く新しい解き方をしようとするような例です。

 

でも、応用問題などではどうしても分からなくなります。

では、応用問題とは何を応用する問題ですか?

基礎知識……ですね……。

まずは何よりも、自分が演習してきた基礎的な解法パターンや知識に当てはめて考えることが先決です

 

それでもオイラなら…オイラならきっと何か閃いてくれる!!

これまで出来なかった、あるいは分からなかったことを本番で急に閃くのは時の運です。まずは何より練習でやったことをいかに使えるかという手堅い姿勢をオススメします。

 

試験本番で起死回生の発想や閃きに頼るのは、一通り解ける問題に手を出した上で八方塞がりになってからの話です。

 

意表を突く奇問・難問こそ上手く逃げて気楽に構える

 

他に、試験問題で失敗する例として、いわゆる奇問・難問の類いがあります。

具体例は……各方面に忖度してあえて挙げません。(逆に王道の良問を作る大変さと難しさを分かっているからこそ言いません。)

 

そのような問題に面食らっていては問題作成側の思うツボです。

そうやってイレギュラーに弱い受験生が振り落とされていきます

 

では、先生が受験生だったらどのように対処するのですか?

まず、「ここでハマり込んで時間と労力を浪費してる受験生の皆さん、さようなら」ですね。そして解答順序を入れ替えて後に回します

ああ、先生はそっち側の人間だったのですね。

 

実際のところ、試験開始直後に問題の全体像を一通り確認しますので、目立つものは開始1分程度でだいたい気付くこともあります。

 

これも、「解いている問題は受験者全員同じ」という話の一環です。

試験の目標は合格ラインを上回ることですから、他の受験生が手こずるほど自分が有利になります。特に合格率の定められていない資格試験においても、上手く逃げるという点では同じです。

 

そして、上手く逃げることに成功すれば、それだけで自信につながり精神的にも時間的にも優位に立てます

 

三十六計逃げるに如かず』です。そして、奇問・悪問の類いこそ「どうせみんな出来が悪いだろうな」と後で気楽に解いてみましょう。

……案外、それでカンタンに点数が取れたりする時もあります。

 

空欄を残さずとにかく解答欄を埋める

 

自信の無い方によくありがちな失敗として、「答案に空欄を残す」というケースが多々あります。

 

えっ、空欄を残すことが失敗なんですか?

はい、問題が多すぎて時間的に間に合わないケースはさておき、問題文を一通り1周できたうえで空欄のまま残すのは大失敗です。

 

記述式の問題であれば、あやふやでも良いのでとにかく何か書けば部分点になるかも知れません。あるいは、自信の無かった答えが実は正解かもしれません

択一問題であれば、消去法で絞ることで勝算の高い賭けになります。

 

しかし、当たり前の話ですが、解答を空欄のまま残すとその設問は絶対に0点になります。救済措置が受けられるケースはまず期待できませんし、そのような淡い期待をしてはいけません。

 

仮に的外れな解答を書いてしまったところで、よほどの悪ふざけでなければマイナスにはなりませんので必ず何か書きましょう

 

私の見立てでは、失敗を過度に恐れるタイプの方にありがちですが、失敗を恐れた結果として0点になっては元も子もありません

 

当ブログの『論理的思考のコツ・本質講義』シリーズではロジックについて徹底的に解説しましたが、空欄のまま残してしまうくらいであればいっそロジックなど捨ててセンスのゴリ押しで何か記述した方が遥かに良いです。(もちろんそうならないように学習するのが前提です。)

 

予め決めた時間配分=デッドラインを厳守する

 

上の方で、解答順序・時間配分を予め決めておくことを推奨しました。

問題によっては本番の現場で多少前後させても構いません

 

しかし、「この問題にこれ以上は時間を使ってはいけない」というデッドラインは厳守しましょう。

 

デッドラインを厳守しないと、難問やクセの強い問題ほどズルズルとハマって時間不足に陥りがちです。そのような問題は大抵は受験生全体の出来も悪く、点差を付けられにくいですので、時間を浪費するのは損です。

逆に、他の易しめの問題が時間不足で解けなくなった場合、他の受験生から一気に差を離されます

 

なお、ここでいうデッドラインは、解答欄を埋める作業も含めての時間です。先ほどの「空欄を必ず埋める」という作業も、このデッドラインから逆算して取り掛かっていきます。

 

 

よほど他の問題で時間的余裕が出来てない限りは、必ずデッドラインを厳守した方が良いです。

「少しくらい超えてもいいや」と考えてしまうと、いつの間にか時間がなくなります

特に、「一見すると普通の問題のようで実は難問」というケースが危険です。「あと少し……あと少しで……」と粘っているうちに泥沼状態になります。

 

大事なのは一つの設問の完成度を高めることよりも総合点アップです。

 

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まとめ

 

以上、受験のためのチェックリストを超えてロジカルな合格指南書になりました。

 

もしも「この部分は役に立つ!」と思っていただけましたら、是非ともご自身の中で具体的な形に落とし込んでいってください

逆に「この部分は自分の考えとは違うな」と感じられましたら、是非とも私の見解よりもご自身の判断に対する自信を深めていってください

 

何よりも大切なのは、自分自身のパフォーマンスを出し切ることです。手段はあくまでも「目的の為の手段」です。

 

※連載シリーズ①「論理的思考のコツ・本質講義」→ 各話リスト

※連載シリーズ②「効率的な勉強法・教育法」→ 各話リスト

※勉強アイテム・生活の質を高めるグッズ特集→ 各話リスト

 

 

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